政治

安倍前首相が保守系議連を再始動、保守派の勢い加速か 自民党「創生日本」復活

自民党の保守系議員連盟「創生日本」が再始動することが23日に明らかとなった。

安倍晋三前首相が会長を務める「創生日本」の復活で、「保守団結の会」や「日本の尊厳と国益を護る会」などのグループも期待しているそうだ。

25日の夜に安倍前総理の慰労を目的とした会合を開くとのこと。

保守系グループの復活により、自民党の保守派は勢いを増すのだろうか。

「保守の火絶やさぬ」安倍氏に熱視線 自民「創生日本」再始動へ

・安倍晋三前首相が会長を務める自民党の保守系議員連盟「創生日本」が再始動する
・派閥横断型の創生日本は、平成24年の総裁選で安倍氏の勝利を後押し、首相退任を機に本格的な活動再開を目指す動きが浮上
・創生日本の前身は、第1次安倍内閣が退陣した19年に中川昭一元財務相が立ち上げた「真・保守政策研究会」
・運動方針に「戦後レジームからの脱却」などを掲げて安倍氏の再起を支援
・ある幹部は「菅義偉首相は国家観を示す前にデジタル庁設置などの政策をアラカルトに打ち出す傾向があるので、党内で国家観を重視した活動も必要になる」と指摘
・党内の別の保守系グループも連携を模索しており、「護る会」は創立1周年を記念した懇親会に安倍氏を招待している
引用:https://www.sankei.com/politics/news/201023/plt2010230031-n1.html

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首相退任後、靖国神社に2度参拝した安倍前首相。22日には産業遺産情報センターを訪れて元島民と交流するなど、保守色の強い動きを見せている。安倍氏を保守とするかは少々疑問だが、リベラルな自民党の中では保守思想が強いかもしれない。

一議員になったことで身軽になったのか、改革路線で突き進む表の菅首相と、国家観を重視する裏の安倍氏といった見方もあるようだ。着々と進む安倍路線の継承の中で、自民党内で保守派の勢いが加速するかもしれない。

近年、日本では国家観について目覚める人が増えてきている。左翼界隈ではこれを「右傾化」と表現すること多いが、左翼は戦後史上最大の危機を迎えている。

立憲民主党の支持率は一桁台を維持し、特に日本共産党や中核派の高齢化は深刻な状態だ。一時代を築いた社民党も議員数4名で”極小分裂”になる可能性が高い。このままいけば社民党は福島みずほ議員のみとなる。

期待値の高かったれいわ新選組も、今や街頭演説中に警察と揉めるなど活動家政党と化してきた。れいわ新選組も、唯一独自に中道路線を打ち出した国民民主党も、左翼界隈から分裂しつつある。

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今は日本学術会議の任命拒否問題が最もホットな話題だ。改革派の菅政権を追い詰めるためにも、保守勢力の拡大を止めるためにも、マスコミや学者と共に声を上げていただきたい。

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