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青木理氏「杉田氏を取り立てたのが安倍前首相」「政権の価値観を表現しただけ」←杉田水脈議員の発言は安倍のせい?

日曜の朝で最も権威のある『サンデーモーニング』の論客の中でも、特に高い知性と見識による解説で有名な超一流ジャーナリスト・青木理氏が、杉田水脈議員の「女性はいくらでもうそをつく」発言を考察している。

青木氏の解説によると、「前政権から続くいかにも古めかしい伝統的価値観の重視」「杉田水脈議員は表現しただけ」であり、「そんな杉田氏を取り立てたのが安倍晋三前首相」という論評だった。

青木理氏、「女性はいくらでもうそをつく」もアベノセイ?

「女性はいくらでもうそをつく」という発言の原因を考える

「女性はいくらでもうそをつく」。そう発言した自民党の杉田水脈衆院議員が批判を浴びているが、誤解を恐れずに言えば、私は杉田氏に若干の同情めいた思いというか、一種の哀れみに似た感情を覚えている。
(中略)
いずれも政権や与党内に漂っている価値観を直截(ちょくせつ)な形で表現しただけのことであり、さらに言うなら、昨今の日本社会にもうっすらと共有されている認識が杉田氏を通じて表出されているということではないのか。
(中略)
そんな杉田氏を取り立てたのが安倍晋三前首相だったことはよく知られている。もともとは日本維新の会から出馬し、比例復活当選で一度は衆院議員となっていた杉田氏は、その後の選挙で惨敗を喫して浪人中だった。
(中略)
実際のところ前政権は古色蒼然(そうぜん)とした「伝統的家族観」なるものを重視し、個々人のライフスタイルや性的指向の多様性などからは目を背け、同性婚どころか選択的夫妻別姓制すら認めてこなかった。
(中略)
振り返ってみれば安倍前首相も、杉田氏が性的少数者(LGBTなど)について「生産性がない」と書いて批判を浴びた際、「まだ若いですから。しっかり注意しながら仕事をしてもらいたい」と擁護した。これは杉田氏にとって「考えは間違っていないのだから、言葉遣いに注意してがんばりなさい」と励まされたに等しかったのではないか。

引用:https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20201007/pol/00m/010/005000c

さすが青木理氏、ジャーナリストとして着眼点が鋭い。杉田水脈議員の発言について原因は「アベのせい」とも読める内容だった。やはり安倍が7年8ヶ月の間に築き上げてきた自民党の価値観が、杉田水脈議員の発言を助長するような形で影響してきたのだろうか。

もし仮にそうだとしたら、安倍ロス状態の左翼を元気付ける案件だ。日本学術会議で会員任命に関する法解釈も、2018年に安倍政権下で結論づけられている。結局全ては安倍に繋がるのだ。

安倍の責任を追求しよう。左翼は再結集し、「アベのせい」と叫び続けるべきだ。

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Twitterの反応

女性の人権に寄り添う青木理氏

青木理氏といえば「モーニングショー」で、日本人女性に差別発言&暴行する韓国人男性を擁護した崇高の人権派でもある。

韓国の尊厳を守るために暴行された日本人女性の人権に寄り添わなかった青木理氏が、杉田水脈議員の発言を論評する。青木氏の「女性の人権問題」に向き合う姿勢を参考にしよう。左翼の在るべき姿とはこうだと。

《参考》青木理 菅野朋子 韓国人暴行事件を全力擁護





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