アメリカ大統領選挙の開票が続いている中、バイデン候補の得票数が7400万票を超えて歴代最多の得票となっている。
2008年にオバマ前大統領が記録した約6950万票を超えて、最多記録を更新した。
CNNによると、バイデン氏の得票数は4日午後9時時点で7145万票を超えている。
そしてトランプ大統領の得票も7000万票以上に達し、オバマ氏の記録を破って歴代2位となった。
バイデン候補、オバマ氏を超える史上最多7000万票
米大統領選の民主党候補バイデン前副大統領の得票が4日までに歴代大統領選で初めて7000万票を超え、史上最多となった。開票は続いており、さらに増えるのは確実。これまでの最多記録は民主党のオバマ前大統領が初当選した2008年選挙で、約6950万票だった。
引用:https://www.nikkansports.com/general/news/202011050000274.html
2020年のアメリカ大統領選挙は投票率も高水準であり、予想では67%を超えるとの見方もある。1900年以降で最高の投票率となるかもしれない。
その上でバイデン氏は4日に7000万票を獲得し、オバマ前大統領の記録を塗り替えたのだ。歴代1位という偉大な記録は、間違いなく歴史に名を刻むことになるだろう。
トランプ大統領の得票数も7千万票を突破
7千万票を獲得したバイデン候補に、支持者や応援していた人々は歓喜に沸いたようだ。アメリカだけでなく日本のメディアでも「バイデン氏、史上最多7000万票超」と大々的に報じている。
それだけ七千万票という数字は非常に名誉であり、偉大な記録なのだ。「7千万票」という驚異的の記録に、各マスコミもかなり驚いたようだ。バイデン氏の躍進には敬意を表する。
一方でトランプ大統領だが、どうやらトランプ大統領も7000万票を超えてオバマ前大統領の記録を抜いているようだ。このまま行けばバイデン候補に次いで歴代2位である。

https://edition.cnn.com/election/2020/results/president?iid=politics_election_bop
あまりメディアは取り上げないかもしれないが、高水準の投票率で恩恵を受けたのはバイデン氏だけではなかった。トランプ氏もオバマ氏を超える得票数であり、7000万票という偉大な記録を作った。
それだけ今回のアメリカ大統領選挙は非常に関心度も高かったということか。
アメリカ大統領選挙の行方は裁判へ?
トランプ大統領は各メディアから猛バッシング、著名人からのレッテル貼り、その他様々なネガティブキャンペーンを受けながらも得票7000万票を超えている。
対するバイデン候補は大手主要メディアから後押し、多くのセレブや有名人から支持を表明され、オバマ前大統領も応援に駆けつけるなど、圧倒的な人気でアドバンテージを受けていた。
これほど差がある両者なのに、いざ蓋を開けてみたら接戦。「バイデン圧勝」とは程遠く、民主党は議会選挙で上院奪取も難しい。下院は議席を減らすかもしれない。

また、不正な投票や集計と疑われる動画や記録もネット上で流出している。中にはデマ情報も出回っているが、ウィスコンシン州のあまりに高い投票率などを見れば不正を疑われても仕方ない部分はある。
トランプ大統領は訴訟を進めており、選挙の結果は年明けまでもつれる可能性も出てきた。それでも他国の選挙、日本は静観するのみ。アメリカの状況を鑑みて日本はどうするのか、政府の動きや発信に注目したい。