政治

立憲・安住委員長「山田広報官が出席しないなら審議拒否」→総務省幹部接待問題をめぐり「国会は不正常に」

菅首相長男の総務省幹部接待問題をめぐって立憲民主党の安住淳国対委員長は24日、自民党の森山裕国対委員長に山田真貴子内閣広報官の国会招致を求めた。

当時総務審議官だった山田真貴子内閣広報官が、菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」側から7万円の会食を受けた件について、野党は山田広報官の説明責任を求めている。

出席できない場合は明日の予算委員会で審議を拒否し、国会を空転させる旨を伝えた。

安住委員長「山田広報官が出席しないと国会は不正常になる」

2021年2月24日 安住国対委員長 自民党森山国対委員長との会談後ぶら下がり





総務省幹部接待問題をめぐり、審議拒否の姿勢

菅内閣の中枢にいる広報官ですから、皆さんご存知の通り総理の会見の司会者ですからね。そういう点では国会にまず出てきて、我々とそして国民の前で、この7万円の接待問題について説明を求めたいと思っております。もしこの話を断れば、明日以降の国会日程は全てなしということになります。
引用:https://twitter.com/cdp_kokkai/status/1364410314947633153

菅首相の長男である菅正剛氏が関与した接待問題ということもあり、何とか菅首相と結びつけて政権批判に繋げたい野党。また総理会見の司会者でもある山田広報官も過去に接待を受けたとして、野党は参考人招致を求めた。

出席について与党が応じなければ、立憲民主党ら野党は予算委員会などの審議に応じない構えを見せ、国会を空転させる覚悟を示している。国民の生命と財産に直結する議題を話し合うことなく、あくまで汚職疑惑の追求を最優先に政権批判を強めていく姿勢だ。

さすが野党第一党、建設的な議論を避けて追求姿勢を強めていくスタイルに震えが止まらない。通常国会の開会前には多くの野党議員が「新型コロナ対策」を最優先に掲げていたのだが、気付けば打倒菅政権のムードが野党とマスコミの中でどんどん高まっている。

国民生活や安全保障よりも汚職疑惑を追求、これが日本の立法府だ。誇り高き批判型野党の活躍に注目しよう。

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