政治

「お肉券」「お魚券」批判の立憲民主党が「茶業緊急支援法案」を提出→昨年に自民党が要請済み

立憲民主党は23日、新型コロナウイルス感染症等の影響を受ける茶業を支援する案として「茶業緊急支援法案」を衆議院に提出した。

昨年、政府の「お肉券」や「お魚券」を積極的に批判していた野党だが、お茶業界への支援は行う模様。

ちなみに昨年10月、すでに自民党が茶業生産の維持に向けた緊急要請を農林水産省に行っている。

「茶業緊急支援法案」を衆院に提出

 立憲民主党は23日、「茶業緊急支援法案」(新型コロナウイルス感染症等の影響を受けている茶業等に係る緊急の支援等に関する法律案)を衆院に提出しました。山井和則、中川正春、渡辺周、川内博史、小宮山泰子、大串博志、黒岩宇洋、後藤祐一、重徳和彦、山本和嘉子、日吉雄太各議員が事務総長に法案を提出しました。
 この法案は、他の農林水産品以上にお茶の生産環境は厳しく、そこにコロナ禍が重なったことにより、茶業(茶の生産、加工、販売)やお茶の文化に資する活動に深刻な影響が出ているため、茶業及びお茶の文化の振興活動を行う者への支援を行なうための財政措置を確保するものです。
引用:https://cdp-japan.jp/news/20210422_1237

お肉券&お魚券の批判は?しかも半年前に自民党が要請済み

あれだけ「お肉券」や「お魚券」を批判していた立憲民主党。静岡県知事選挙を見越してなのか、急遽「お茶業界」を救おうと法案を提出した。和牛券などに対して発狂していた立憲民主党の知性と品格に感動して震えが止まらない。

そもそも、茶業に関しては昨年10月に自民党議連が農水省に要請済み。菅義偉政権のコロナ対応を「後手ダー」と批判している立憲民主党の後手っぷりに偉大な知性を感じる。

確かに、どの産業もコロナの影響から救わなければならない。立憲民主党の支援策は評価できるだろう。しかし、昨年に政府案を批判しまくっていた野党が自民党の後を追う形で法案を提出するとは。さすが支持率一桁台、圧倒的な好感度を誇る立憲民主党。

過去の言動に捉われることなく自民党よりも後手に回ったとはいえ茶業を救おうとする姿勢は素晴らしい。昨年は自民党に対して「利権批判」「族議員批判」を強めていた野党。この調子で今後も国民を驚愕させる知性と品格に期待する。

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