立憲民主党の公式Twitterアカウントは18日、新型コロナウイルス対策で「2020年3月から2021年4月まで」の実績をアピールした。
しかし、現在の立憲民主党は主に国民民主党の議員と合流して結党された新党であり、「2020年9月15日」に誕生している。
立憲民主党が新型コロナ対策の実績をアピール
立憲民主党が、新型コロナ対策をいかに実現してきたか。みなさんの声がいかに政府を動かしてきたか。
2020年3月から2021年4月までの図をご覧ください📊グラフの縦軸は対コロナ政策の各項目を、横軸は日付を表しています。 #自己責任から支え合いへ pic.twitter.com/t9RsIRz76k
— 立憲民主党 (@CDP2017) May 18, 2021
すでに政府与党内で調整中だったり決定済みの話に抱きついて成果アピールしているだけでは?という疑念がまるで除外できない糞資料ですね! https://t.co/cVrMqFtVVo
— しわすみ (@s_w_s_m) May 18, 2021
立憲民主党の結党大会は「2020年9月15日」

中には立憲民主党が提案したコロナ対策ではない案も「立憲民主党が、新型コロナ対策をいかに実現してきたか」などと含めているが、それはさておき。「合流新党」「新党名」「新代表」などと主張しておきながら、それ以前の「立憲民主党」も含めて「立憲民主党が政府を動かしてきた」と自慢する知性に感動して涙が止まらない。
2020年9月15日に誕生した立憲民主党の「新」なのか「リニューアル」なのかハッキリさせない姿勢はさすがだ。良い実績は継続的に紹介し、悪い側面(負の遺産)を突きつけられた際は「私たちは新しい政党だ」などと反論する民主党系。あまりにも俊敏なポジションチェンジに野党第一党としての品格が滲み出ている。
ちなみに、昨年3月に「時間が余ればコロナ対策をやります」と新型コロナウイルス感染対策を後回しにしていた誇り高き福山哲郎幹事長がこちら↓
【期待を裏切らない】参・予算委。立憲民主党・福山哲郎「総理、嫌でしょうが、桜を見る会について質問させて頂きます。時間が余ればコロナ対策もやります」
わぁ、桜やり始めたぞ。 pic.twitter.com/6bA8vmtR5H— Mi2 (@mi2_yes) March 4, 2020
もし「2020年3月から2021年4月まで」の「立憲民主党」を自慢するのであれば、上記のような偉大な質疑もぜひ紹介させていただきたい。
