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立憲・原口議員、海洋放出を危険視する記事を引用→中国企業の商品紹介ブログ?

立憲民主党の原口一博議員は14日午前3時にTwitterで福島第一原発処理水の海洋放出に関するブログを引用した件が話題となっている。

「核下水」「人体に致命的な脅威をもたらす」と誤った情報が記述されたブログだが、読み進めていくと「フルボ酸(fulvic acid)」を材料とした製品を製造する中国企業の商品紹介ページとなっている模様。

どうやら原口議員は、中国メーカーの商品を紹介する活動に貢献したのかもしれない。

立民・原口議員、海洋放出を危険視する記事を引用


魚拓①

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海洋放出を利用したフルボ酸製品の紹介ページ?

「核下水」などと間違った名称や、すでに「誤ったデータ」と否定されている画像をアイキャッチに用いるフェイク満載なトンデモブログを引用したかと思いきや、読み進めていくとフルボ酸を使用した商品の紹介ページとなっている。

参照:Japan has discharged nuclear sewage into the ocean. How can we protect ourselves from the damage of nuclear radiation?

「Linkedin」というSNSでDoris Brown氏が投稿したブログには、福島原発で発生する処理水の海洋放出に関して記述。後半は「フルボ酸は体の免疫力を向上させ、核汚染や放射性毒素から保護する」とフルボ酸を絶賛。そして「Khumic」の商品「FULVIC ACID FOOD GRADE(500ML)」が紹介されている。

まさか今回の海洋放出を利用し、事実を捻じ曲げて危険性を煽りながら商品を宣伝したのだろうか。もし万が一そうだとすれば、非常に悪質極まりない宣伝方法といえる。

ちなみに「Khumic」中国企業で、HPには「中国最大の腐植物質およびフルボ酸製品メーカー」と紹介されている。「新疆ウイグル自治区のハミ市の工場」で製造しているらしくと、フルボ酸を使った食品などを取り扱っているようだ。

参照:https://www.khumic.com/about/

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ライターも中国企業の社員?

そしてブログを書いたブラウン氏も、Khumic社に勤めている可能性が高い。ブラウン氏がLinkedinに載せているブロフィールには「Khumic 当社の主力商品」と書かれている。また学歴には「Zhengzhou University」(郑州大学)と書かれており、おそらく中国・鄭州大学の卒業生かもしれない。

参照:Doris Brown

下部分↓↓↓

国籍までは判明していないが、中国の大学を卒業してKhumicに就職したのだろうか。もし仮にDoris Brown氏がKhumicの社員であるならば、相当悪質なセールス方法といえるだろう。SNSの個人ページとはいえ、福島第一原発の処理水を海洋放出する件で事実を捻じ曲げたブログを投稿し、自社製品の宣伝に利用するという異常な知性と品格に驚愕だ。

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中国メーカーの宣伝ブログを引用する原口一博議員

「原発処理水の海洋放出」によほど納得がいかないのか、海洋放出決定の報道を利用して放射能デマを交えながら中国企業のフルボ酸商品を紹介するページをわざわざ引用してまで海洋放出を危惧する原口一博議員の知性と品格に感動した。

よほど「世界基準に合致した科学的アプローチ」である海洋放出が許せないのだろう。「処理水(treated water)」を「核廃水(nuclear waste water)」などと表現するトンデモブログを引用してまで世界に風評被害を発信する姿勢はさすがだ。

デマによる風評被害の世界発信を試みるも、中国企業の製品紹介ページを拡散する知性。グーグルアース」に続いて「フルボ酸」という新たな歴史を作った原口一博議員の活躍に、今後も目が離せない。

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