18日の参議院予算委員会で日本維新の会・鈴木宗男議員の質疑を「ムネオ節」と表現した産経新聞に対し、立憲民主党の小西洋之議員は「法的措置を取る」とツイートした。
鈴木議員は「小西氏は深夜でも(質問準備で)役所に電話をして(職員が)体調を崩したという情報も寄せられている」と武田良太総務相に指摘。
これを小西議員は「事実無根の誹謗中傷の暴言」と反論し、記事でムネオ節と表現した産経新聞にマジギレしている模様。
「ムネオ節」に怒る立憲民主党の小西洋之議員
鈴木宗男議員による事実無根の誹謗中傷の暴言を「ムネオ節」などとするこの記事について、産経新聞に法的措置を取ります。https://t.co/fDwGuvqhJg
本当に情けない。
産経はこんなことしかできないのか。
堂々と政策論、法律論で勝負してこい。 https://t.co/mpOpopXOJ1— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 18, 2021
指摘部分
「小西氏は深夜でも(質問準備のため)役所に電話をして(職員が)体調を崩したという情報も寄せられている」とも指摘。立民側からは「めちゃくちゃだよ」とヤジが飛んだが、鈴木氏は「『めちゃくちゃだ』という方がいるが、私はめちゃくちゃだという方がめちゃくちゃだ」と意に介さず、「私は職を賭して勝負してもいいぐらいだ。無責任で言っているんじゃない」と「ムネオ節」を炸裂(さくれつ)させた。
引用:https://www.sankei.com/politics/news/210318/plt2103180019-n1.html
小西ひろゆき議員の反論
本日の予算委で、維新の鈴木宗男議員から、私に対する暴言があり、委員長から「不穏当な発言」と注意され、理事会で会議録削除の協議がなされています。
「総務省の衛星地域放送課長が私の質問対応で病欠した」というものですが、全くの事実無根の誹謗中傷であり、事実関係は以下の通りです。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 18, 2021
① 3/5質疑の四日前の3/2に官房総務課長と衛星課長に東北新社の外資規制違反の確認メモを手交
② 総務省は3/3夕刻、3/4昼の回答期限を守れず、3/4の17時頃に両課長より外資規制違反を認める報告を受ける
③ その場で、3/5質疑の質問通告は、3/2の確認メモで行うこととし、両課長より感謝される。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 18, 2021
④ さらにその後、衛星課長と電話で、③で受けた報告により質問通告として不要となる問を削除し、感謝される。
以上、むしろ、通常ではありえない丁寧で余裕を持った対応を行っており(だから感謝の言葉も受けている)、この事実関係は本件の連絡相手である官房総務課長は一貫して認めています。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 18, 2021
なお、本件については、3/14に某メディアから問い合わせがあり、「事実無根の誹謗中傷であることを官房総務課長が武田総務大臣に報告する」という報告を、3/15に官房総務課長より受けています。
最後に、鈴木宗男議員は、昨年に他委員会の理事会決定に違反する暴言等を犯しており問題になっています。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 18, 2021
小西洋之氏「産経は政策論、法律論で勝負してこい」
【小西が深夜でも役所に電話】日本維新の会・鈴木宗男「私のところには、小西洋之(立憲民主党)が、深夜でも役所に電話をして迷惑してると、体調を崩したとの情報が寄せられている」
武田良太総務大臣「担当課長が体調を崩され休暇を頂いた事実はあるが、その理由については把握していない」
マジで? pic.twitter.com/qD2vFmzUUp— Mi2 (@mi2_yes) March 18, 2021
「自衛隊は他国の子供を殺傷する恐怖の使徒になる」などの迷言を呟き、安倍氏とトランプ氏を「品格のない顔」と外見を揶揄して「高橋カズヒロさんという憲法学者をご存知ですか?』とクイズを出題するも実は高橋カズユキさんのことで名前を間違えて質問するという超難問を国会で披露し、安全保障関連法案の採決阻止で委員長席にダイブするほど亡命を検討中な立憲民主党の小西ひろゆき議員がとうとうブチギレた。
産経新聞は「『めちゃくちゃだ』という方がいるが、私はめちゃくちゃだという方がめちゃくちゃだ」「私は職を賭して勝負してもいいぐらいだ。無責任で言っているんじゃない」という鈴木宗男議員の発言について”ムネオ節”と表現したのだが、小西ひろゆき議員の怒りがおさまることはない。
産経新聞は嘘でいいから間違えた心の底から「堂々と政策論、法律論で勝負」するべきなのだ。確かに、立憲民主党は政策論よりも政権批判に力を注いでいる政党である。また、小西ひろゆき議員も反論してるとはいえ、ポイントである「深夜」について言及していない点は気になるかもしれない。
しかし、それとこれとは別だ。鈴木宗男議員に向けられた「ムネオ節」という表現で傷ついてしまうほど、小西氏はショックで怒りに震えている。ネトウヨ産経新聞は嘘でいいからじゃなかった心の底から謝罪すべきだろう。
