クーデターを起こした国軍を演説で批判したミャンマーのチョーモートゥン国連大使が解任された件について、立憲民主党の小西ひろゆき参院議員が「歴史的演説」と大絶賛した。
小西議員は大使を「本物の国家公務員」と評価し、「普通選挙で選ばれただけの権力になびいて、安倍総理、菅総理の憲法違反などを支え続ける内閣法制局長官らは恥を知るべき」とツイートしている。
どうやら官僚が「普通選挙で選ばれただけの権力になびいて」いるように思えて仕方がないらしい。
ミャンマー国連大使が解任、演説で国軍批判 国営テレビ
ロイター通信によると、ミャンマー国営テレビは27日、クーデターで権力を掌握した国軍を批判したチョーモートゥン国連大使が解任されたと報じた。
米ニューヨークの国連本部では26日、ミャンマー情勢を議論する国連総会の会合が開かれた。チョーモートゥン氏は冒頭、「私は（アウンサンスーチー氏が率いる）国民民主連盟（NLD）を代表している」と強調。NLD議員らによって組織された連邦議会代表委員会（CRPH）から託された声明を読み上げた。
声明は、昨年11月の総選挙を「自由で公正で、成功裏に行われ、我々の歴史の重要な節目」と表現。「ミャンマーは民主主義への熱意と愛着を、投票によって示した」と述べた。
ミャンマー国軍は今月1日、スーチー氏や大統領だったウィンミン氏らを拘束。声明はこれを「人民の要望を完全に無視したものだ」と批判し、「我々が、以前のようなシステム（軍政）に戻りたくないことは明々白々だ」と指摘した。
チョーモートゥン氏は演説の終盤、ビルマ語でミャンマー市民に連帯を呼びかけた。人さし指と中指、薬指の3本を掲げ、クーデターに抗議した。声を震わせながら、10分強にわたる演説を終えると、各国の代表団からは拍手が送られた。
（後略）
引用：https://www.asahi.com/articles/ASP2W2GM4P2VUHBI04C.html
立憲民主党・小西ひろゆき議員、民主主義否定ツイート？
歴史的演説。
このミャンマー国連大使こそ本物の国家公務員だと思う。軍事クーデターどころか、普通選挙で選ばれただけの権力になびいて、安倍総理、菅総理の憲法違反などを支え続ける内閣法制局長官らは恥を知るべきだ。https://t.co/my3u4HwohJ
— 小西ひろゆき （参議院議員） (@konishihiroyuki) February 27, 2021
安倍氏とトランプ氏を「品格のない顔」と外見を揶揄して「自衛隊は他国の子供を殺傷する恐怖の使徒になる」などの迷言を呟き、安全保障関連法案の採決阻止で委員長席にダイブする亡命を検討中な国会のクイズ王こと小西ひろゆき議員が、「普通選挙の否定」とも受け取られるツイートで話題となっている。
選挙で選ばれた与党議員の政策決定に従う官僚を「権力になびく」と表現。選挙で選ばれたはずの小西議員が「普通選挙で選ばれただけ」と揶揄するなど、相変わらず知性が高くセンス抜群のツイートを発信している。
自身も「普通選挙で選ばれただけ」の国会議員ということになるのだが、そんなことはどうでもいい。安倍総理や菅総理のような「選挙で選ばれただけ」の首相は左翼にとって「独裁者」そのものなのだ。ネトウヨには理解できないだろう。
まるで民主主義を否定するかのようなツイートに震えが止まらない。立憲民主党に所属する政治家でありながら、日本国憲法の前文「正当に選挙された国会における代表者」すらも全く意に介さない小西ひろゆき議員の知性。ネトウヨも少しは見習うべきだ。
確かに安倍政権は選挙で圧倒的に強かった。それまで3年3ヶ月政権を運営していたとはいえ、民主党では歯が立たない。改名、分裂、合流などを経て誕生した自称｢新｣立憲民主党も、いまだに支持率は低空飛行を続けている。まあ、どうせ世論調査などネトウヨが操作しているに違いないが。
ちなみに、普通選挙で勝てないのは立憲民主党のせいではない、おそらくアベとスガのせいだ。特に安倍の人気が凄すぎてじゃなかった裏を操る能力が高すぎて普通選挙すら歪めてしまうのだ。左翼たちの分析や推察は鋭いからな、アベのせいで間違いない。
こんなことも理解できないネトウヨは左翼失格だ。
「普通選挙で選ばれただけ」の安倍や菅を倒すために、「普通選挙で選ばれる」民主政治じゃなかった独裁政治から脱却し、民主主義を否定する間違えた尊重する立憲民主党の、あまりにもグダグダなじゃなくてキレキレな知性を、今後もネタにしていこう間違えた注目していこう。
