政治

立民・道下大樹議員、総務省接待の質疑優先「北方領土問題の予定でしたが、次回…」【菅首相長男の接待問題】

総務省幹部が菅義偉首相の長男から接待を繰り返し受けた問題について、立憲民主党の道下大樹議員は19日の衆議院予算委員会で秋本芳徳情報流通行政局長ら関係者への質疑を行った。

自身も予算委員会での質疑は初めてだったが、総務省接待問題を取り上げることを悔やんでいた。

ちなみに、当初は北方領土問題を取り上げる予定であり、日本の主権を侵害する問題であり安全保障上重要なテーマである領土関係よりも菅首相長男の接待問題を優先している

立憲民主党・道下大樹議員 北方領土問題より総務省接待の質疑を優先





あわせて読みたい
2月7日「北方領土の日」を控え、ロシア軍が国後島で射撃訓練を通告→外務省は抗議2月7日「北方領土の日」を控え、ロシア軍は北方領土の国後島沿岸で射撃訓練を行うと通告した。 日本政府は4日に「北方四島の軍備強化に...

道下衆院議員「外務大臣すいません、北方領土問題の予定でしたが…」

日本固有の領土である北方四島はロシアが実効支配しており、主権を侵害されている重要な課題だ。立憲民主党の道下大樹議員は当初予定していた北方領土問題の質疑を行えなかったことを外務大臣に陳謝している。

昨日は接待問題で総務省から納得のいく回答が得られなかったことで、野党は宣言通り質疑拒否を実施した。予算委員会も総務委員会も野党は欠席し、与党質問だけが行われていた。

森喜朗氏の会長職辞任で反政権テーマの一つを失った野党は、総務省接待問題で政権批判を強めている。菅内閣&自民党の支持率が下げ止まりした感が否めない中、少しでも攻勢に出たい野党の実力行使は圧巻である。あまりの知性に震えが止まらない。

安全保障や外交問題よりセンセーショナルな側面を持つスキャンダル関連は、野党第一党として最重要優先課題だ。立憲ペートナーの期待に応える立憲民主党の活躍に注目しよう。

あわせて読みたい
衆院予算委が3時間遅れで開会、立憲民主党など野党は質疑せず→予告通り審議拒否【菅首相長男の総務省接待問題】18日午前の衆議院予算委員会では来年度予算案で一般的質疑が行われる予定だったが、予定時間の午前9時から3時間後に開会された。 菅義...

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。