立憲民主党の蓮舫参院議員は18日、菅首相が本会議で読み上げる政策方針演説の原稿をTwitterで一部公開した。
演説の原稿が事前に無断公開することは明確なルール違反だと指摘され、与党議員や多くの有権者から非難の声が上がっている。
現在、蓮舫議員の当該ツイートは削除されているが、前代未聞の事態に「国会軽視」と批判されている。
蓮舫氏、首相演説前に原稿をツイッター投稿
立憲民主党の蓮舫代表代行は18日、菅義偉(すが・よしひで)首相が同日行った施政方針演説の原稿の一部を、首相の演説前にツイッターに投稿した。蓮舫氏は原稿の画像とともに「今日午後、衆参両院で菅総理が原稿を読み上げられますが、どれだけの思いを込めた話し方をされるのか」などと記したが、演説の原稿が事前に公になったことに、与党からは批判の声が挙がった。
自民党の末松信介参院国対委員長は記者団に「例え、(原稿を)見ることが事前にあったとしても、それを(ツイッターに)アップして何かすることは、やり方として間違っている」と語った。
蓮舫氏はその後の投稿で、原稿を投稿したことについて「内閣総務官室に確認、取り扱いに関するしばりは特段なく、便宜上配布するとのこと」と説明している。
引用:https://www.sankei.com/politics/news/210118/plt2101180022-n1.html
ルール違反→でも自分は3年前に与党へ抗議?
通常国会が開会され、午後からの本会議で菅総理が演説する予定だった。しかし、立憲民主党の蓮舫議員はなんと午前10時22分に政策方針演説の原稿を一部公開していたのだ。現在、件の投稿は削除されている。
画像ツイートには原稿の一部分が写っており、事前漏洩というルール違反ぶりに非難の声が殺到している。さすが立憲民主党を牽引する蓮舫議員は存在感抜群だ。
実は約3年前に蓮舫議員は加計学園の問題で、再調査を要求したメールが「委員会に報告する前にメディアへ公開」されたことについて「国会軽視も甚だしい」と抗議している。
なお、一度文科省の調査で「ない」としたことがおかしいと、参議院文科委員会として再調査を要求した結果「ない」はずのメールが「あった」が、要求した委員会に報告する前に、今日大臣が会見しメディアへ公開。国会軽視も甚だしいと、与党に抗議。 https://t.co/ksEhomPD08
— 蓮舫@RENHO・立憲民主党 (@renho_sha) April 20, 2018
3年前の仕返しなのかは知らないが、当時は厳しく与党を追求するも、自分が行った情報漏洩には甘かった蓮舫議員。もちろん、過去の例と今回の行為は度合いも異なるため、一概には比較できない。原稿の事前公開のほうが事態は重いだろう。
この高い知性と優れた品格は語り継がれるべきである。批判している有権者たちは蓮舫軽視も甚だしい。立憲民主党の未来を担う蓮舫議員の言動や活躍を、もっと深く見ていただきたい。彼女の偉大さが伝わるはずだ。