政治

立憲民主党「辞職した山田広報官は被害者」→先週…「山田広報の辞任を要請します」【東北新社の接待問題】

立憲民主党の山井和則衆院議員が1日の予算委員会で山田真貴子内閣広報官の辞任について「非常にショックを受けている、ある意味で総理や政権の被害者だった面もあるのではないか」と菅義偉首相を厳しく追求した。

ところが、立憲民主党は先月25日の国対委員長会談で「山田広報官の辞任」を要請している

辞任を要求するなど厳しく追求する立場でありながら、いざ辞職すると擁護に回る立憲民主党。

立民、辞職した山田広報官は「被害者」先週は辞任要求

(前略)
 枝野氏は今国会で、政権批判とともに具体策を示す提案路線を意識し、不祥事追及などは他の議員に委ねてきた。ただ、この日は正剛氏側から接待された総務省幹部らが処分を受けたことを踏まえ、「トカゲの尻尾を切られるように官僚だけが処分され、強いモチベーションで国のために働いてもらえるのか」と詰め寄った。
 枝野氏に続き質疑に立った山井和則氏は、「山田氏が体調を崩し、辞職を申し出たことに非常にショックを受けている。首相や政権の被害者だった面もあるのではないか。山田氏におわびしたのか」と迫った。
(後略)
引用:https://www.sankei.com/politics/news/210301/plt2103010024-n1.html

2月25日に山田真貴子広報官の辞任を要求した立憲民主党

山田真貴子内閣広報官は菅義偉首相の長男・菅正剛氏が勤務する放送事業会社「東北新社」から高額な接待を受けたとして、先週には国会招致を求めた野党から厳しく追求されていた。

しかし、山田広報官が体調不良を理由に入院して辞意を表明するや、一気に擁護派へ方向転換する軽快なフットワークを披露した立憲民主党。今度は辞意を表明するまで辞任させなかった菅政権を批判するなど、見事な狂気ぶりじゃなかった優しさに震えが止まらない。

立法府で週刊誌の情報を頼りに政権批判を強める野党第一党の活躍は、間違いなく国民にも届いているだろう。山田広報官を国会に呼んで接待問題を厳しく追求し、体調を崩して辞任した途端に優しく寄り添ってあげる立憲民主党の品格は、最高のサイコpではなくて人権派である。

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