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中国で「輸出管理法」が成立、12月から施行 米に対抗、日本にも影響か

国会に相当する中国の全人代では17日、安全保障を理由に輸出規制を厳格化する「輸出管理法」が成立した。

アメリカのトランプ政権が中国企業への輸出制限を強めている方針に、中国側も強気で対抗措置をとっていく。

中国国外でも法を適用する条項が入ると思われ、日本や欧州も場合によっては「違反」と認定されて影響が及ぶ可能性もある。

中国は9月に「信頼できない団体リスト」という規定も施行しており、同法も12月1日から施行されるようだ。

中国で輸出管理法が成立、12月から施行 米に対抗、日本にも影響か

・全人代で安全保障を理由に輸出規制を厳しくする「輸出管理法」が17日に成立し、12月から施行される
・対象品目の全容は明らかになっていないが、特定の材料や技術を輸出する際は事前に輸出先や使い道を政府へ申請して許可を得なければいけない
・法案は中国国内にある外資企業以外に、中国国外の企業も法に違反した場合には組織や個人の法的責任を追及するとしている
・処罰の内容は明らかになっていないが、日米欧などの産業界からは中国での投資やビジネスが難しくなると不安視する声も
・安全保障上の問題がある行為をしたり、中国企業を排除するなど差別的に扱ったりした企業や個人などを制裁できる「信頼できない団体リスト」の規定を9月から施行した
・一連の厳格化の背景にあるのが米国による中国企業への制裁で、中国も輸出に規制をかけることで対抗する狙いがある

引用:https://www.asahi.com/articles/ASNBK7DZ8NBKULFA00D.html

他国から技術を盗み、優秀な人材を潤沢な資金で確保しながら成長してきた中国。アメリカの制裁が相当効いているのだろうか、対抗策として厳格化された輸出管理の法案を成立させた。

世界で最も信頼度が落ちているのも関わらず、自分たちも「信頼できない団体リスト」という規定を施行するという見事なカウンターを繰り出す中国はさすがだ。これほど偉大な国家はない。

日本も情報通信網を刷新して中国企業を事実上排除する方針で動くと報じられている。このまま行けば「アメリカか中国か」と選択を迫られていた日本も、中国版輸出管理法を理由に脱中国へ踏み切るのだろうか。

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ネット上の声

輸出を厳しく管理したら外資が逃げると思うが
なんか中国がダメな方ダメな方へ進んでる気がする
脱中国が加速しますね
まあ、こんな法律を作ったと言うことは、相当焦ってる証拠でしょうね。しかし、正直言ってこんな事をしたら、余計に他国企業が中国から離れていくだけな気がしてならないですが。
これは中国の悪手ですね。中国に工場を設置している限り、いつ差し押さえを受けるか分かりません。
またチャイナは自分の首締めたなこれは
少しコストが高くなるかもだけどチャイナ以外から輸入品調達可能な日本は差して影響は無いと思うけどね
日本の企業はさっさと国内回帰しないと大変なことになりますね。日本も海外輸出の強化して、技術を守らないと。外国人より、日本人の技術者を育成して保護していかなきゃ。
同意します。企業の社会的責任を遵守すれば、今後いいとこどりは許されない。中国無くして経済が成り立たないという論評がありますが嘘だと思います
日本は自由主義陣営にいることを忘れずに。最近メンタリティーが中国共産党化している自由民主党の幹事長にもくれぐれも肝に銘じてほしい。
輸入を厳しく管理しろww
どんなに中国が利益のフロンティアだとしても、共産党の国に助けてもらっては痛い目に遭います。中国市場から撤退する絶好の機会です。
海外から情報や人材や技術を盗みまくっている国がこんな法律作ったのが面白い

《参考》「投資家x国際政治学者」米中関係でマーケットはどうなる?日本人投資家が勘違いする2つのポイント





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