政治

枝野代表と福島党首が会談、立民と社民の統一会派継続→「我が党の時代」発言の安住淳氏、願い叶わず

立憲民主党の枝野幸男代表と社民党の福島瑞穂党首は13日の会談で、通常国会でも衆参両院で統一会派を組むことを発表した。

国民民主党が早々に野党統一会派からの離脱を発表したが、社民党は連携を継続していくことになる。

社民党の分裂騒動時に野党統一会派について「もう一つ消えれば、いよいよ本格的に我が党の時代が来る」と発言していた立民・安住淳国対委員長の願いは、残念ながら叶わなかったようだ。

立民 枝野代表と社民 福島党首が会談 共同会派維持と連携確認

 来週18日の通常国会の召集を前に、立憲民主党の枝野代表は、社民党の福島党首と会談し、引き続き、衆参両院で共同会派を組み、新型コロナウイルス対策などで連携していくことを確認しました。
 立憲民主党と社民党は去年、合流を目指しましたが、社民党が賛否に分かれて分裂し、党どうしの合流には至りませんでした。
 来週18日の通常国会の召集を前に、立憲民主党の枝野代表は13日、社民党の福島党首と会談し、引き続き、国会では衆参両院で共同会派を組み、新型コロナウイルス対策などで連携していくことを確認しました。
 また、ことし行われる衆議院選挙に向けて、両党で選挙協力を進めていく方針でも一致しました。
 福島氏は、会談のあと記者団に対し「『コロナ禍』において、両党で最大限連携しながら一緒に頑張ろうということを確認した。野党共闘を強め、市民のための政治を進めていきたい」と述べました。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210113/k10012811991000.html

安住淳国対委員長「わが党の時代」の願い叶わず

所属する国会議員が4名から2名になり、分裂によって存続が危ぶまれていた社民党。投手である福島みずほ氏は地方財産をめぐって離党組と揉めてはいたが、立民の枝野代表と統一会派の継続を確認できたことはいいニュースだ。

その立憲民主党の安住淳国対委員長は長すぎる統一会派名を憂いて「もう一つ消えれば我が党の時代」と発言。当時分裂が話題となっていた社民党を念頭に置く発言が批判されている。

《※9分30秒辺りから》立憲民主党・両院議員総会 2020年10月26日





「統一会派名はものすごい長い名前でしたけど、ようやくここに来て立憲社民無所属となって、まもなくもう一つ消えれば、いよいよ本格的に我が党の時代が来るんじゃないかと」

残念ながら、今回の党首会談で安住氏が描いていた構想は一旦頓挫することになる。しかし、0.5%という偉大な支持率を誇る社民党と連携できる点は大きい。立憲民主党へ議員が移籍してしまったのに、社民党は何ともおめでたい政党だ。許容範囲の広さに感動する。

各党の支持率は NHK世論調査
「自民党」が37.8%、「立憲民主党」が6.6%、「公明党」が3.0%、「日本維新の会」が1.1%、「共産党」が2.9%、「国民民主党」が0.5%、「社民党」が0.5%、「れいわ新選組」が0.5%、「NHKから自国民を守る党」が0.2%、「特に支持している政党はない」が40.5%でした。

引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210112/k10012810531000.html

野党全ての支持率を合計しても自民党には到底及ばないが、弱小連中も一気に集まれば風は吹く。ぜひ下を向かず、野党共闘で市民のために活躍していただきたい。

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