政治

「枝野内閣」は問題提起?立民・津村議員「党のPRと党内の引き締めに成功」→枝野代表の発言は釣り?

立憲民主党の枝野幸男代表による「私の下の内閣」発言が話題になった件について、同党の津村啓介議員は3日にTwitterで「議院内閣制の歴史と二大政党制の本質を衝いた確信的な問題提起だ」とツイートした。

一種の問題提起として文字ヅラを真に受けるのは野暮だと指摘している。

また津村氏いわく「枝野幸男内閣」はどうやら思惑通りの反響だったらしい。

立民・津村啓介氏「確信的な問題提起、反響は枝野さんの思惑どおり」

 枝野発言は確かに大胆だが、議院内閣制の歴史と二大政党制の本質を衝いた確信的な問題提起だ。任期付きの間接民主制とコロナ禍との相性の悪さと、スガさんの手詰まりを、同時に可視化した。反響は、枝野さんの思惑どおりだろう。

「枝野幸男内閣」は党のPRで問題提起?

ツムラ議員にとって、内閣不信任案で脅しにかかるも解散総選挙で牽制されたらヒヨって倒閣すら出来ない野党第一党の党首が組閣しようという「憲政の常道」を否定するかのような発言をする枝野幸男代表の空虚で大胆な発言は、「党のPRと党内の引き締めに成功した」らしい。

ツムラ氏いわく、今回の報道で文字ヅラを真に受けて論評するのは野暮であり、「政権準備政党」であることの認識を国民に広める目的があったと推測されている。内閣が倒れてもいないのに「私の下の内閣」などと主張した枝野代表の発言を好意的に捉えている。

確かに、ツムラ氏のツイートは立憲ートナーにとって心強いものだろう。消費税率よりも低い支持率を誇る少数与党が誕生するれば、「ぼくのかんがえたさいきょうのころなたいさく」である「ぜろころなせんりゃく」が発動するかもしれない。

しかし、ツムラ氏によると今回の枝野発言は「一種の問題提起」でしかない。世間からぶっ叩かれるほど炎上して反響が湧けば「政権準備政党」として認識してもらえる、そして「党のPRと党内の引き締め」に繋がると考えていたのだ。

そう、まさに「釣り」だったのだ。

枝野代表の釣りにまんまと釣られたネトウヨは立憲ートナーどころか左翼失格だ。支持率も民意も考慮せずに「私の下の内閣」発言で炎上した党代表の「釣り」でPRに成功したと思い込み党内が引き締まる立憲民主党の知性に感動して涙が止まらない。こんな陳腐な発言じゃなかった素晴らしい発言で党内が引き締まるのだから、やはり立憲民主党は偉大な野党第一党だ。

今後も立憲民主党とツムラ議員の活躍に注目しよう。

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