Twitterで選択的夫婦別姓制度の実現を推進しているアカウントが29日、「サザエさん」の家族構成を例に「別姓でも家族の絆は深い」と説明した。
「フグ田と磯野が登場する」と主張しているが、波平とフネの夫婦は両名とも「磯野」であり、サザエとマスオの夫婦は両名とも「フグ田」である。
夫婦同姓の二世帯住宅だった。
選択的夫婦別姓制度の実現へアカウントのツイート
長谷川町子による「サザエさん」には、フグ田サザエ、磯野カツオ、磯野ワカメという、姉弟妹が登場します。
磯野波平、フグ田タラオは祖父と孫ですが、家族が別姓でも家族の絆は深いですね。#選択的夫婦別姓 #夫婦別姓— 選択的夫婦別姓制度の実現へ (@bessei_family) March 29, 2021
「サザエさん」は「夫婦同姓」の二世帯住宅
長谷川町子先生を呼び捨てにしてまで「サザエさん」の家族構成を例に出して「家族が別姓でも家族の絆は深いですね」などと絶世制度について説明した選択的夫婦別姓制度の実現へアカウントによる知性の高いツイートに、多くのネトウヨが絡んでいるようだ。
確かにサザエさんでは「磯野」と「フグ田」という夫婦同姓の家族が同居している二世帯住宅であり、選択的夫婦別姓とは別物だ。各世帯の苗字はそれぞれ統一されている。選択的夫婦別姓制度の実現へアカウントの理屈では「磯野サザエ」「石田フネ」が存在しないと成立しない。
しかし、そんな正論はどうでもいい。重要なことは「苗字が違っても絆は保たれる」ということだ。
長谷川町子先生を呼び捨てにしてまで「サザエさん」の家族構成を例に出して「家族が別姓でも家族の絆は深いですね」などと絶世制度について説明した選択的夫婦別姓制度の実現へアカウントが呟いた今回のツイートは、選択的夫婦別姓の推進に繋がらない主張ではある。しかし、だからといって「苗字が違っても仲は良いから別姓でも問題ない」という強引な理屈で選択的夫婦別姓制度の実現を願うアカウントに「夫婦同姓の二世帯住宅」と事実を伝えるなど言語道断。
「サザエさんも磯野からフグ田に名字が変わっても幸せそうに暮らしてますね」や「夫婦同姓でも家族一同幸せに暮らしている」などと決して言わないように。


>「重要な事は、苗字が違っても絆は保たれるという事だ」
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いや、戸籍も違うし、家族でもないんだが…。
別々の戸籍、別々の世帯なのに、
絆なんかあってたまるかよw他人だぞw
サザエにとって、波平やカツオは、
「親や兄弟」ではあるが、「家族」「世帯」じゃないぞw
お前、「ワカメとタラは結婚できる」って知ってたか?
家族じゃなくて親類だからな。