福島原発ALPS処理水の海洋放出に野党が反発｢風評被害が｣→でも｢汚染水｣表現やめません

福島第一原子力発電所で燃料デブリを冷やした水いわゆる汚染水を浄化させたALPS処理水の海洋放出をめぐり、菅義偉首相は前向きに検討している。

ところが立憲民主党や日本共産党、公明党やその他の野党が「風評被害」を懸念して反発した。

いまだに「処理水」を「汚染水」と表現し続ける野党、反原発の動きはまだまだ活発だ。

【福島第一原発処理水】

菅総理「福島復興に”汚染水の処理”は避けて通れない課題。漁業関係者の皆さんと議論しお話も伺った。私からは6年間かけた検討の中での有識者の評価や風評被害についてお話をした。本日の面談やこれまでの御意見を踏まえ、【近日中に判断したい】」

ついに”判断する”と明言‼️ pic.twitter.com/Ig66WcZ2mK

— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) April 7, 2021

立憲、海洋放出「他の方法模索を」　与党「風評被害、国が責任」―福島原発処理水

　東京電力福島第１原発から出る放射性物質を含む処理水で政府が目指す海洋放出について、野党からは７日、懸念や反対の声が上がった。一方、与党は一定の理解を示し、地元への丁寧な説明や風評被害対策を求めた。
　立憲民主党の安住淳国対委員長は国会内で記者団に、「海産物の風評被害がすごい。本当にそれ以外の方法はないのか。もっと真剣に政府は選択肢を模索するべきだ」と指摘した。
　共産党の穀田恵二国対委員長は記者会見で「結論ありきで海に流すことはあり得ない。漁業者をつぶすことになりかねない」と主張。社民党の福島瑞穂党首も会見で「海はつながっているので世界中の問題だ。流すべきではない」と訴えた。
　一方、自民党の下村博文政調会長は会見で「（処理水の）タンクが増加し、敷地が逼迫（ひっぱく）している。廃炉作業を遅延させないために政府が責任を持って判断する必要がある」と語った。
　環境相当時、海洋放出に言及した原田義昭前環境相は取材に「風評被害について国が責任を持たなければ地元の納得は得られない」と強調。公明党の竹内譲政調会長も会見で「福島の十分な理解がなければいけない」と丁寧な対応を求めた。
　日本維新の会の馬場伸幸幹事長は会見で「海洋放出しかない。政府は決断すべきだ」と述べた。
引用：https://www.jiji.com/jc/article?k=2021040701102&g=pol

4/7（水）9:30～野党国対委員長が会談。終了後にぶら下がりで「ワクチン接種フォローアップ野党合同チーム」を立憲民主党、日本共産党、国民民主党のメンバーで立ち上げたことを報告しました。

ぶら下がりの書き起こしを添付します。

ぶら下がりの動画です。https://t.co/AWHYVXYT0P pic.twitter.com/rQAYqaOFTH

— 立憲民主党国会情報+災害対策 (@cdp_kokkai) April 7, 2021

海洋放出許されない（日本共産党）

原発汚染水　穀田国対委員長が会見（しんぶん赤旗）
　日本共産党の穀田恵二国対委員長は７日、国会内で記者会見し、東電福島第１原発で増える汚染水処理をめぐる菅義偉首相と全漁連の岸宏会長との面会について問われ、「『結論ありき』で海洋放出することはあり得ず、地元の頭越しに形ばかりの話し合いをして、その結論を押し付けることは許されない」と批判しました。
　穀田氏は、東日本大震災と福島第１原発事故で、東北地方、とりわけ三陸の水産業関係は非常に打撃を受けたと指摘。同時に、不漁が直撃しているとして、「この上に海洋放出をすれば、漁業者をつぶすことになりかねず、反対だ」と表明。専門家からも海洋放出以外の選択肢がさまざま提言されているとして、「そこに耳を傾けて対応すべきだ。今日の面会を儀式にして突破するようなことがあっては絶対にならない」と強調しました。
引用：https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-04-08/2021040802_04_1.html

「汚染水」表記を続ける反原発野党

トリチウム以外にも除去出来ていない様々な核種を含む「汚染水」を「処理水」と称して海に流すという間違った決断をしてはならない。漁連は「汚染水」と知っているから「絶対反対」と言っているのだ。
処理水問題最終調整　原発行政議論の前進に期待 https://t.co/GL9GqAJeLL

— 川内博史 (@kawauchihiroshi) April 7, 2021

当サイトで何度も取り上げてたトリチウムを含むALPS処理水の問題。現在保存されている汚染水をALPSで二次処理して基準値をクリアされた処理水が海洋放出される案。しかし、反原発側である特定野党やマスコミ、そして左翼活動団体らのネガティブキャンペーンは今も続いている。

誇り高き放射脳な反原発左翼の活動によって、海洋放出に対する風評被害はまだまだ勢いを失っていない。今もなお「汚染水が海に流される」と思い込む、或いはわざと「汚染水」表記で事実を捻じ曲げて風評被害の拡大に貢献する偉大な放射脳左翼に、感動して震えが止まらない。

経済産業省および資源エネルギー庁が何度もデータに基づいて説明し、海洋放出はIAEA(国際原子力機関)からも理解を得ている。フランスや韓国のように他の原発保有国でも処理水は海洋放出されており、自然界にも存在するトリチウム(三重水素)に対して異様な恐怖感を抱いている。

当然だ、放射脳な反原発左翼にとって「安全」より「安心」が重視されるに決まっている。水道水にもトリチウムは含まれているため、おそらく水道水など一切使わずに生活しているはずだ。安心安全な福島県産の食材を、何としてでも否定し続けたいのが反原発左翼の姿である。