政治

鳩山由紀夫氏、衆参3補選を分析「野党の弔い合戦と自民の不祥事によるもの」←結果に喜ぶ界隈へ警告か

鳩山由紀夫氏は27日、先週25日に実施された北海道・長野・広島3選挙区での衆参補欠選挙についてツイートした。

マスコミが「自民全敗」と報じて反自民派が「政権交代に向けて勢い」と喜ぶ中、鳩山氏は「この選挙は野党の弔い合戦と自民の不祥事によるもの」と冷静に分析。

そして「勝って野党の気が緩むと総選挙はとても危ない」と警鐘を鳴らした。

鳩山由紀夫氏、衆参3補選を冷静に分析

「野党の弔い合戦と自民の不祥事によるもの」

超絶リベラルな「友愛思想」に基づく政治信条で支持を得るも、普天間基地の県外移設発言でアメリカからの信用を失い、母親から5年間で約9億円の資金提供(お小遣い)を受けるなど個人献金虚偽記載の問題が浮上、総理辞任後も特定アジアで土下座外交を展開する誇り高き売国反日姿勢に多くの反響があり、2013年に名前を「友紀夫」に変更するも狙いが分かりにくくてあまり広まらず結局は本名の「由紀夫」を併記することにした民主党政権時代の象徴・生ける伝説こと鳩山友紀夫(由紀夫)氏は、いつからネトウヨになったのか。

確かに、今回の補欠選挙はテーマ的にも野党有利に傾いていた。参議院広島選挙区は公職選挙法違反の罪で有罪が確定した河井案里氏の当選無効に伴った選挙で、自民党のオウンゴールと言える。

参院長野補選では羽田雄一郎氏が新型コロナウイルスの感染で亡くなったことに伴う選挙であり、議席を維持したい立憲民主党は弟の次郎氏を擁立させた。応援に駆けつけた同党の議員も「羽田雄一郎氏の死」を最大限に利用する形で演説に力を込め、弔い合戦として自民党批判に結びつけている。

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そして衆議院北海道2区だが、そもそも自民党から出馬していない。つまり「不戦敗」であり、北海道の補選も含めてマスコミは大きく「自民全敗」と報じている。そして各選挙の実情や背景に関係なく、反自民界隈では選挙結果から「政権交代に待ったなし」「自民にNO」と高らかに叫び喜んでいるようだ。

ところが、鳩山由紀夫氏は冷静かつ的確に分析している。圧倒的に自民不利&野党有利の中、むしろ「善戦した」とツイートしているのだ。どうした鳩山氏、なぜ今回に限ってちゃんと分析できているのだ?

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「自民は善戦した」は本当か?

確かに、圧倒的な野党勝利とは言えない。広島補選で宮口治子氏(立憲民主党などが推薦)と西田英範(自民党所属)の得票率差は、たったの5%弱。あれだけマスコミが河井夫妻の不祥事を大きく報道したのに、補選ではそこまで差が付いていなのだ。

そして長野補選の得票率を見ると、羽田雄一郎氏が獲得した55.13%から若干落ちて羽田次郎氏は54.77%だった。逆に自民党・小松裕氏は39.46%→42.92%と伸ばしている。立憲民主党が「弔い合戦」の構図を最大限に利用して応援演説に駆けつけたのだが、得票率を見る限り「現状維持」でしかなかった。

確かに「自民党は善戦した」ように見えるかもしれない。しかし、そんな分析は反自民界隈にとってどうでもいいのだ。オウンゴールだろうが弔い合戦だろうが不戦敗だろうが、利用できるものは全て利用して僅差でも勝てばいい。それが立憲民主党の戦い方であり知性だ。

鳩山氏は一体何を考えているのか。せっかく野党や反自民界隈が盛大に喜んでいるときに、まともな分析をするなど言語道断。誇り高き左翼や反自民たちが総選挙に向けて「#自民党政治を終わらせよう」「#自民党政権が日本を滅ぼす」などと喚き散らしているときに、水を差すようなツイートは控えるべきだ。補選の結果で狂喜乱舞している野党やパヨク界隈に対して失礼極まりない。

自民党の不祥事やオウンゴールでしか選挙で勝てる要素が少ない支持率一桁の野党は、今も頑張って政権の足を引っ張っている。その野党に対して冷静な分析を突き付けるネトウヨ鳩山由紀夫氏は左翼失格だ。

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