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日本軍慰安婦が中国雲南省で連合軍に救出される映像が話題「ネトウヨは恥を知るべき」

Twitterで韓国人女性と思われるアカウントが投稿した動画付きツイートが話題となっている。

内容は「KBS韓国放送が、連合軍に救出される日本軍慰安婦を撮影した映像をカラー復元した」というものだ。

撮影された場所は雲南省、汚れた服に傷だらけの女性たちが、軍服姿の男性たちに引っ張り出されるという映像である。

これがおそらく慰安婦女性を救出する中国軍ということになるのだろう。

Twitter上では「日本軍による慰安婦への暴力」という形で、日本への非難が相次いでいる。

日本軍慰安婦が中国雲南省で連合軍に救出される映像

話題となっているツイートがこちら↓

投稿の訳ではないが、「1944年に中国雲南省松山で米中連合軍が日本軍慰安婦を救出する場面」という映像とのこと。

撮影しているのは米軍との情報もある。

ボロボロな姿で軍人に手を掴まれながら救出されているような映像となっていた。

これには左翼界隈を中心に広まっているらしく、旧日本軍への怒りや歴史修正主義者に対する批判も巻き起こっている。

女性の人権問題としても関心の高いテーマなだけに、ショッキングな映像は日本人への贖罪意識を植え付けさせるために必要である。

非常に効果的な上、世界への発信力も高い。

日本に永遠の謝罪と反省を続けさせるために、慰安婦に関する問題は未来永劫突きつけるべきだろう。

「慰安婦は嘘」というネトウヨは恥を知れ

先述の動画付きツイートだが、確かに映像には疑問点もいくつか存在する。

まず、あの動画には音声が付いていない。

映像だけでも十分だという意見もあるが、救出されていると思われる女性たちの表情などを見ても、安堵の表情なのか怯えている表情なのか判別しにくい。

何か喋っているようであるなら、恣意的に音声なし版を世界に広めていると反論されないためにも、音声は付けるべきだろう。

そして、あの映像だけで「日本軍による大々的な強制連行は存在した」と証明するには弱い。

また女性たちの姿がボロボロなのも、日本軍による暴行と断定するのは難しい。

場所が場所なだけに戦火で受けた負傷かもしれないため、日本兵による暴力が横行したと断定できるほどの証拠はないと考える意見もあるだろう。

雲南省における慰安婦の映像については、以下のような考察も行われているため、読んでみるといいかもしれない。

以下の論文には韓国の研究者も参加している。

論文:「朝鮮人慰安婦虐殺」映像についての考察⑴
高橋 史朗(麗澤大学大学院特任教授・ モラロジー研究所教授)

http://harc.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/05/b7d071ed8f3b179884a1da32233459be.pdf

 

しかし、問題はそこではない。

先の大戦において日本軍の慰安所で、どんな経緯があれどボロボロな女性がいれば、それは日本兵による暴力行為が行われていたのだ

どんな真実があれ、どんなに真相が明らかにされようとも、歴史認識ではそう解釈されている。

たとえ多額の報酬をもらうために応募したとしても、元慰安婦の証言が「デタラメだ」と論破されても、「日本軍による慰安婦への虐待」は存在したことになっているのだ。

戦後に確定させたこの共通認識を揺るがしてはいけない。

近年、日本では保守論客を中心に様々な観点から近現代史の見直しが行われている。

それはまさしく戦後教育の否定であり、日本弱体化を妨害する行為だ

これまで「日本軍慰安婦は性奴隷」「軍による強制連行」「女性たちへの暴力行為」と世界に発信し続け、現在に至る。

今さら歴史を修正する保守論客やネトウヨは恥を知るべきだ。

日本は未来永劫、子供や孫といった未来の世代まで、敗戦国として贖罪意識を植え付ける歴史認識を受け入れなければならない。

それが日本に残された道である。

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