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日本人の対中観「良くない」89.7%で悪化→理由「尖閣周辺の領海・領空侵犯」が最多

中国に対して「良くない」と印象を抱いている日本人が昨年比で5ポイント増加し、89.7%となった。

日中両国で行われた世論調査で17日に「言論NPO」などが記者会見を開いて発表している。

最も多い理由が「尖閣諸島周辺の領海、領空侵犯」であり、同時に日中関係を「重要」と答えた日本人は64.2%で2005年以来初の7割未満となった。

日本人の対中観、悪化 尖閣周辺の侵入に懸念

 日中両国で行われた世論調査で、中国に良くない印象を持つ日本人が昨年比5ポイント増の89.7%に上り、4年ぶりに悪化した。中国の公船などによる「尖閣諸島周辺の領海、領空侵犯」が最多の理由に挙がった。日本の民間団体「言論NPO」などが17日、都内と北京の会場で記者会見し発表した。
 また、日中関係を「重要」と答えた日本人は昨年から8.5ポイント減の64.2%で、2005年の調査開始以来初めて7割を切った。調査によると、中国に悪印象を抱く理由として「国際的なルールと異なる行動」や「南シナ海などで取る行動」なども挙げられた。新型コロナウイルスへの対応や香港問題に関する質問項目は設けられなかった。
 対照的に、日本に良くない印象を持つ中国人は昨年比0.2ポイント増の52.9%で横ばい。日中関係については「重要」と答えた中国人が74.7%に上り、7.7ポイント増だった。
 対日関係がより重要視された背景には、米中対立の激化があるとみられる。中国人が「軍事的脅威を感じる国」として挙げたのは米国が84.1%と最多だった。日本は2位(47.9%)で、昨年比27.4ポイントの大幅減となった。
 調査は9~10月に行われ、18歳以上の男女を対象に日本で1000人、中国で1571人から回答を得た。
引用:https://www.jiji.com/jc/article?k=2020111701120&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

対中国感情の悪化「日中関係は重要」も過去最低

日本人の対中感情は悪化する一方で、コロナの影響よりも安全保障上の観点から中国共産党を脅威に感じる人が増えたようだ。現在も尖閣諸島付近で中国海警局の船が航行しており、今年はすでに過去最多の航行日数となっている。

コロナに関する質問は設けられなかったとはいえ、中国への感情が悪化した大きな理由に「尖閣諸島」が最多となるのは意外だった。中国の侵略的行為に危機感を覚える国民が増えているのかもしれない。

しかも日中関係においても「重要」と回答する人は減少した。昨年から8.5ポイントも下落しており、中国依存からの脱却は国民意識にも芽生え始めている。

周辺国への人権蹂躙をはじめ、米中対立の激化で明らかになった情報通信系企業の脅威。世界屈指のお花畑思考で有名な日本人も、徐々に中国共産党の非道な行いに気づき始めている。

戦後、GHQによる公職追放や教職追放で共産系の左翼学者がのさばった。そして自虐史観や弱体化が推し進められ、WGIPで日本国民の愛国心はどんどん削ぎ落とされていく。

左翼によって日本を内側から崩壊させる動きは成功を収めつつあるが、ネットの普及で実態が晒されてしまう現象が起きている。こうして日本人はお花畑な思考から脱却しつつあるのかもしれない。

これ以上お花畑から目覚める日本国民を増やさないために、左派言論人や自称リベラルは諦めずに自虐史観を広めていただきたい。日本人は真実に関係なく、贖罪意識を背負い続けるべき。それが左翼たる知性だ。

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