アメリカ大統領選ジョー・バイデン候補の陣営は1日、ニンテンドースイッチの人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」に進出した。
ゲームを利用した選挙アピールを実施し、支援用の標識を4種類ほど掲示している。
キャンペーンサイトの専用ページにログインすると、QRコードを読み取って各デザインを入手できるそうだ。
バイデン陣営「あつ森」に進出 選挙戦の看板をPR
【ニューヨーク＝上塚真由】１１月実施の米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領の陣営は１日、ニンテンドースイッチ（任天堂）の人気ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」を利用した選挙活動を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で人との接触が制限される中、異例のゲーム進出となった。
どうぶつの森は、プレーヤーが無人島に移住し、さまざまな動物や他のプレーヤーとの交流を楽しむゲームで、米国でも大ヒットを記録している。バイデン陣営は１日、プレーヤー向けに公式の選挙看板のデザインを４種類公開。プレーヤーはＱＲコードをダウンロードすると、そのデザインを入手できる。
引用：https://www.sankei.com/world/news/200902/wor2009020012-n1.html
アメリカでは選挙が近づくと、自分が支持する候補者の看板を自宅の庭先に掲げるのが恒例となっている。地域によっては町一色に候補者の看板が立ち並び、外にいるだけで大統領選の盛り上がりが伝わってくるそうだ。
今回、バイデン陣営は「あつまれ どうぶつの森」に支援用の看板をダウンロードできる専用ページを設けた。島に建てられた標識があり、下にはQRコードがある。好みの看板を選び、下のQRコードを読み込むと入手できるとのこと。
画像：https://store.joebiden.com/animal-crossing/
ちなみに風船を持っているサングラス姿のアバターは、バイデン氏をイメージして作られている。左の女性は副大統領候補のカマラ・ハリス氏だ。
今後もまだアイテムを増やしていく予定らしく、選挙活動を盛り上げるためにオンラインゲーム内でも町と同じような光景を展開している。
