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バイデン氏「私はジョー・バイデンを倒す」ネット「ボケてんのか?」←フェイクニュースの可能性

先日、アメリカのメディアCNBCの生放送中に「I’m Going to Beat Joe Biden」(私はジョー・バイデンを倒す)と発言したことが話題となった。

しかしこれはフェイクニュースの可能性が高い。

正しくは「I’m Going to be Joe Biden」(私はジョー・バイデンになるつもりだ)という発言だったそうだ。

「私はジョー・バイデンを倒す」はフェイクニュース?

話題になったツイートがこちらだ。CNBCのキャスターとやり取りにおけるバイデン氏の発言が話題となっている。

「I’m Going to Beat Joe Biden」、意味は「私はジョー・バイデンを倒す」となる。

これにはネットでも話題となり、多くの論客も取り上げた。中には「認知症?」「ボケてんな」といった声もあり、バイデン氏の批判するツイートが多かった。

ところが、このインタビューは2020年5月22日の放送であり、明らかな切り取り動画との疑いがある。

ニュースサイト「Snopes」より
Did Joe Biden Say He’s ‘Going to Beat Joe Biden’?

記録によるとバイデン氏はキャルターの質問に対し、「I’m prepared to say that I have a record of over 40 years. And that I’m going to be Joe Biden. Look at my record.」と回答したそうだ。

文脈的に正しくは「I’m Going to be Joe Biden」と発言したようで、バイデン氏は「私はジョーバイデンになる」と話したとのこと。

「Beat」ではなく「be」だった。

ファクトチェックの結果、今回の件はフェイクニュースの可能性が高いだろう。

「私はジョー・バイデンになりたい!」

上記のツイートによってバイデン氏は「認知症」というレッテルを貼られてしまった。

本当に認知症かどうかはさておき、フェイクニュースによって印象を悪くさせる行為は政治に付き物だ。特に選挙では露骨にやられる。

アメリカではこのような切り取り動画やフェイクニュースが横行している。互いの陣営がネガティブキャンペーンでアンチから攻撃されているようだ。

そういった実態を踏まえ、先述のツイート に釣られてしまった方々は、今一度ファクトチェックの目線を持っていただきたい。

まさしく今回の件で被害者となってしまったバイデン氏。しかし、何の躊躇いもなく女性とスキンシップをするフレンドリーな彼は、きっとくだらない切り取り動画など気にしないだろう。これほど気さくで魅力的、そしてダンディズムに溢れる男はいない。





ジョー・バイデンはジョー・バイデンになる男だ。

今年で78歳となる偉大な政治家が、11月に行われるアメリカ大統領選挙で「史上最高齢の米大統領」となるのだろうか。

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