駐日米国臨時代理大使のジョセフ・M・ヤング氏は8日、自身のTwitterアカウントで安倍晋三前総理と会談したことを報告。
日米同盟などで意見交換したそうだが、ツイートに添付したツーショット写真では胸にブルーリボンバッジを着用している。
駐日アメリカ臨時代理大使「安倍前総理と意見交換ができ光栄です」
安倍前総理とお会いし、日米同盟と地域の平和と繁栄を維持する上での同盟の役割について意見交換ができ光栄です。
Honored to meet with former Prime Minister Abe to discuss the U.S.-Japan Alliance and its role in maintaining peace and prosperity in the region. pic.twitter.com/A1rQVysjAk
— ジョセフ・M・ヤング 駐日米国臨時代理大使 (@USAmbJapan) February 8, 2021
ジョセフ・M・ヤング氏、ブルーリボンバッジを着用
北朝鮮に拉致された日本人拉致事件被害者を救出することを目的とした社会運動の象徴であるブルーリボンバッジ。救う会の関係者や与野党議員だけでなく、拉致問題解決に向けて協力または関心を寄せる方々も購入して着用している。
安倍前総理と会談したヤング氏は写真撮影でブルーリボンバッジを付けているが、過去に立憲民主党の枝野幸男代表や田村憲久厚労相、福田康夫元首相と会った際は付けていない。おそらく今回の会談で安倍氏から渡された可能性がある。
拉致被害者救出のシンボルであるブルーリボンバッジを付けるなど、まさかヤング氏はネトウヨなのか?いや、そんなことはない。拉致問題は党派や左右関係なく「日本人を救う」という最優先課題である。
確かに日本の左翼やリベラルで拉致問題に声を上げる人は非常に少なく、声を上げるのは主に保守層やネトウヨだ。だからといって左翼やリベラルが拉致問題に関心がないわけではない、森会長の発言や菅首相長男の接待問題、桜を見る会や日本学術会議で忙しかっただけなのだ。
ブルーリボンバッジの着用に思想など関係ない。拉致被害者奪還の思いはネトウヨばかり目立つが、ネトサヨもどんどん声を上げるといいだろう。
拉致問題の解決に関心を寄せ、ブルーリボンバッジを着けてくれたヤング氏には心より感謝を申し上げたい。と、マックでハイキング中のドイツ人女子高生が言っていただけだ。嬉しくて感動したなどと思ったわけではない。
