政治

小西ひろゆき氏、議員歳費7万7千円の未返納に反論「我々は反対した」→強制力なし、ただの自主返納

19日の参議院予算委員会で日本維新の会・東徹議員が「参議院議員歳費自主返納」に触れた。

返納に応じていないとされる立憲民主党・国民民主党・日本共産党に対して「法律で決まったこと、やらなきゃだめです」と指摘している。

ところが立憲民主党の小西洋之議員は「我々は反対しました」と反論、強気の姿勢を見せた。

立憲民主党・小西洋之「我々は反対しました」

議員歳費7万7千円は”自主”返納

国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案
 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律(昭和二十二年法律第八十号)の一部を次のように改正する。
 附則に次の二項を加える。
 参議院議員が、令和四年七月三十一日までの間において、支給を受けた歳費の一部に相当する額を国庫に返納する場合には、当該返納による国庫への寄附については、公職選挙法第百九十九条の二の規定は、適用しない。
 前項の規定により歳費の一部に相当する額を国庫に返納するに当たつては、同項の措置が参議院に係る経費の節減に資するためのものであることに留意し、月額七万七千円を目安とするものとする。

議員歳費改正案は参院定数6増に伴った経費増への批判を避けるため2019年に成立、自民党・公明党・維新の会は毎月77,000円を自主返納している。

ところが、「自衛隊は他国の子供を殺傷する恐怖の使徒になる」などの迷言を呟き、安倍氏とトランプ氏を「品格のない顔」と外見を揶揄し、「高橋カズヒロさんという憲法学者をご存知ですか?』とクイズを出題するも実は高橋カズユキさんのことで名前を間違えて質問するという超難問を国会で披露、安全保障関連法案の採決阻止で委員長席にダイブするほど亡命を検討中な立憲民主党の小西ひろゆき議員の理屈ならば、法案に反対した場合は法律やルールに従わなくてもいいようだ。

確かに同法に強制力はない。「返納する場合には、公職選挙法で禁止されている寄附行為に適用しない」というように、返納を命じているわけではない。「返納」という行為をしなかった場合、法律は適用されないのである。

さすが立憲民主党、強制力のない法案に従わない姿勢は知性そのもの。小西ひろゆき議員のように「反対したから従わない」と思われる主張は称賛されるべきだ。国民の視線を気にして毎月77,000円を自主返納している自民党や維新の会は賢さが足りない。ちゃんと真面目に取り組む政党のほうがどうかしている。立憲民主党や日本共産党のように「賢く返納しない」政党の知性と品格を見習え。

小西ひろゆき議員は予算委員会で「嘘でいいから口頭で」と虚偽発言を仲間に促すほど知性と品格に優れている。しかもこの発言を批判した鈴木宗男議員に対して、小西氏いわく総務省時代に知り得た情報を武器に脅迫じゃなかった反撃するなど、参議院で圧倒的な存在感を放つ国会のクイズ王じゃなくてカリスマだ。

小西ひろゆき議員の知性と品格を理解できないネトウヨは左翼失格。今後も小西議員の活躍に目が離せない。

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