韓国グループBTS(防弾少年団)の軍入隊期限が迫る中、大衆文化芸術分野で活動する芸能人などが満30歳まで入営を延期できる法案いわゆる「韓流スターの兵役延期法案」が国会を通過した。
国会国防委員会は20日に全体会議を開き、今回の件を含む兵役法改正案9件をまとめた委員会代案として議決している。
法案が本会議で可決されて施行令も改正されれば、BTSメンバーは満30歳まで入隊を遅らせることが可能だそうだ。
ＢＴＳの入隊延期可能に 兵役法改正案が国会委通過
韓国人気グループＢＴＳ（防弾少年団）の一部メンバーの軍入隊期限が迫る中で関心を集めていた、いわゆる韓流スターの兵役延期法案が２０日、国会国防委員会を通過した。
同委員会はこの日の全体会議で、国のステータスや品格を高めることに大きく寄与したと認められる大衆文化芸術分野の優秀者に対し、軍の徴集の延期を可能にする内容の兵役法改正案を可決した。
与党「共に民主党」の田溶冀（チョン・ヨンギ）議員は９月、ＢＴＳのような芸能人の兵役延期を認めないことは国のイメージを高める観点からも不合理だとし、こうした内容の法案を発議していた。
田氏は聯合ニュースの取材に、「この法案が本会議で可決され、施行令も改正されれば、ＢＴＳのメンバーは満３０歳まで入隊を遅らせることができるようになる」と説明した。
引用：https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201120002200882?section=politics/index
誇り高き大韓民国 独自の公平性
原爆Tシャツを着たことで知名度を上げたと言われている防弾少年団(BTS)。日本人だけでなく朝鮮半島出身者の命も奪った原爆がデザインされたTシャツを、何の抵抗もなく着用できる精神力が最大の魅力だ。
侮辱行為とも言える原爆Tシャツの着用は、「アーミー」と呼ばれるBTSフリークな人たちにとってどうでもいい問題だ。日本人は原爆で命を落とした先人たちを思いやる意識が低いのだろう。
大衆文化芸術分野で活動する芸能人などが満30歳まで入営を延期できる法案で、免除とはいかないものの引き続き音楽活動を続けられる。
特定のアイドルのために法律を変えるなど、偉大なる最先端国家の韓国は「独自の公平性」を持っている。おそらく他の先進国では考えられない事例だと思うが、これが韓国の素晴らしさである。
ファンは納得してくれるかもしれないが、韓国の一般国民が納得するかどうかはわからない。また他のアイドルや芸能人の多くが、28歳までに兵役で活動休止するなど、韓国の法的義務を遵守している。
BTS兵役延期法が「政府お墨付きの特権階級」という前例になるかもしれないが、それは韓国が誇り高き感情最優先国家たる所以だ。文在寅政権は間違いなく歴史に名を残すはず。そして世界トップのアイドル王国に成り上がるだろう。
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