韓国の2020年度版の国防白書で、日本の記述が「パートナー」から「隣国」に格下げされたことが判明した。
周辺国との協力関連で今年も日本を中国に続き2番目と記述するも、「両国関係だけではなく、北東アジアおよび世界の平和と繁栄のためにも協力していかなければならない隣国」と表現。
徐々に韓国の”日本離れ”が進みつつあるのだろうか。
韓国国防白書 日本を「パートナー」から「隣国」に格下げ
周辺国との国防交流協力について、前回と同じく日本を中国に続いて２番目に取り上げ、「日本は両国関係だけではなく、北東アジアおよび世界の平和と繁栄のためにも協力して行かなければならない隣国」と記述した。１８年版白書で「両国は地理的、文化的に近い隣国であり、世界の平和と繁栄に向け共に協力していくべきパートナー」としたことから格下げした形だ。
２０年版白書では日本の政治指導者の独島関連の挑発、１８年の海上自衛隊哨戒機の韓国艦艇に対する威嚇飛行と「事実をごまかした一方的なメディア発表」で両国の国防関係が難航し、１９年７月の日本の対韓輸出規制措置が「未来志向の発展への障害」になっていると指摘した。
引用：https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210202001200882?section=politics/index
日韓関係の加速するギクシャク感
韓国は2018年から海上自衛隊の哨戒機へ火器管制レーダーを照射させ、半導体素材の輸出規制を管理する仕組みの報復としてGSOMIA破棄をチラつかせるなど、日本に対して崇高な反日政策を繰り返してきた。
韓国政府は嘘を重ねる或いは論点をズラすといった知性溢れる手段を実行して日本政府との関係悪化に努めてきたが、ついに日本を「パートナー」ではなく「隣国」としか見なくなっている。
これは韓国政府の素晴らしい判断だ。今さら日本をパートナーとして認識する必要はない。軍事費拡大で最強の軍隊を築き上げ、半導体の国産化で圧倒的シェアを誇るであろう最先端国家の大韓民国なら、むしろ日本と連携すればするほど成長は遅れる。
今すぐには不可能でも、徐々に日本との距離を置くべき。たかだか1億2千万人の島国と協力する必要はない。今後は偉大なる韓国こそが世界を牽引するのだ。韓国国防白書の記述は評価されるべき。いずれ「おさらば」する日本は「ただの隣国」だ。
ここまでギクシャクした関係ならば、韓国政府は日本政府と縁を切るといいだろう。
