超一流映画評論家で左翼や自称リベラルからの人気も高い町山智浩氏は、自身のTwitterで世界と日本の内閣を比較した。
別のツイートにはなるが、女性の閣僚が多く写る他国の内閣と、新たに発足された菅内閣が紹介されている。
画像をアップした町山氏は「日本こんなんでいいの?」と呟いているが、町山氏が指摘する「こんなん」とは一体何なのだろうか?
映画評論家・町山智浩氏「世界の内閣、日本こんなんでいいの?」
世界の内閣。ドイツ、フィンランド、イタリア、日本 pic.twitter.com/AGP21ODlbB
— 町山智浩 (@TomoMachi) November 15, 2020
日本、こんなんでいいの? pic.twitter.com/hK2Lw9FFnF
— 町山智浩 (@TomoMachi) November 15, 2020
「こんなん」って何?町山氏が指摘する問題点とは?
リプ欄や引用RTには閣僚人事における男女の比率や議員の年齢を指摘する意見が多いようだ。
「女性はもとより、凛々しい男性が一人もいない」「女性の割合を増やすって言ってたのに、全然できてない」「ジジイ帝国日本」などの意見があり、他国の内閣との比較で日本の現状を憂いている。
左翼や自称リベラルからすると、重要なのは性別や年代であって能力や実績ではない。左翼やリベラル界隈にとって、能力や実績よりも「女性登用」が最優先なのだ。
もちろん、菅内閣の能力に賛否があるのは当然だ。今後どれだけ日本の国益に適った結果を残すかはまだわからない。次の総選挙で判断されることだろう。
それに本来ならば性別や年代ではなく実力が優先されるべきで、例えば選挙でも性別や見た目よりなるべく実績や能力を判断材料にすべきだろう。性別や年代に固執しすぎると、それ自体が逆に差別となりかねない。「女性の起用」を重視した結果、「男性軽視」が起きては本末転倒だ。
結果として女性が閣僚になるのが理想だが、左翼や自称リベラルは「女性が多いから良い内閣だ」「女性閣僚だから信頼できる」と言いたいのだろうか。だとしたら素晴らしい主張だ。「男性差別」「女尊男卑」などといった批判を恐れることなく、どんどん主張していただきたい。
ところで、当の町山氏は「こんなんでいいの?」と呟いただけであり、何が問題点なのか言語化したわけではない。リプ欄や引用RTでは男女・年代比率を批判する意見が多数だが、町山氏が何を問題としているのかは不明だ。
町山智浩氏にとって、「こんなん」とは何を指すのか?世界と比較して、日本の内閣は何が問題なのか?
日本の内閣にどのような問題があるのか、ぜひ世界との差を言語化していただきたい。他国と画像で比較した意味と狙い、浮かび上がった問題点の指摘を期待している。
菅内閣
田中みな実「女性が少ないだの多いだの取沙汰されるが、それ自体が違和感。同じ女性としてどう思う?って意見を求められるが、特に何とも思わない。それよりもコロナ禍でちゃんと仕事をしてくれる、私達が安心して政治を任せられる人事になったんじゃないかと思って期待したい」まともだ~ pic.twitter.com/w3iz96ETQU
— ちぢれ麺 (@RamenReiwa) September 23, 2020