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前川喜平氏「安倍首相を反面教師に」公私は区別するよう子どもたちにエール

元文科省事務次官の前川喜平氏は8月30日、毎日新聞のインタビューを受けた。

安倍政権が取り組んだ「教育政策」について、事務次官を退任後は厳しく批判してきた前川氏、

記事の見出しでは「「公私を区別すること」 子どもたちには学んでほしい」と付けられており、安倍政権下における日本の教育を非常に憂いている。

前川喜平氏「”公私を区別すること”を子どもたちは学んでほしい」

 安倍晋三首相が熱心に取り組んだテーマの一つが「教育」だ。政府に「教育再生実行会議」を設置し、さまざまな教育政策を実行してきた。安倍首相の狙いは何だったのか。文部科学省の幹部として安倍政権の教育政策に深く関わる一方、退任後は加計学園の獣医学部新設問題で「総理のご意向」文書の存在を認め「行政がゆがめられた」と語るなど、政権を厳しく批判してきた元文科省事務次官の前川喜平さん(65)に聞いた。【大迫麻記子/統合デジタル取材センター】

引用:https://mainichi.jp/articles/20200904/k00/00m/010/013000c

▼蓮池透氏のツイートより

「・・今の体制が次の首相にそのまま引き継がれるだけ・・期待はしていませんが、子どもたちには希望を持っています。安倍首相を反面教師とし、憲法をゆがめて解釈しないこと、公私はきちんと区別することを学んでほしい

前川喜平氏は、憲法の解釈や「教育勅語」の復活を目論む安倍政権を痛烈に批判しながら、「安倍首相を反面教師」と表現した。将来を担う子どもたちに、大きな期待を寄せているようだ。

前川喜平氏が残したもの 次世代へ受け継がれるべき教訓

前川喜平氏は2017年5月22日に、東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バー「ラブオンザビーチ」に出入りしていたことが報じられた。多い時は週3〜4回と頻繁に通っていたらしい。

前川氏は文部科学省在職中に通っており、あくまで「貧困問題の調査」として女性に小遣いを渡していたと語っている。少女売春の温床と噂されていた店に、公用車を使って何度も通うほど、前川氏は熱心に貧困問題を調査していた。

前川氏のような大人こそ、次世代に伝えていくべき人間ではないだろうか。おそらく前川氏は出会い系バーでも、悩みを抱えている女性に優しく接し、あの笑顔と包容力で話を聞いてくれていたことだろう。

教育について本気で考えていた前川氏だからこそ、公用車を使って調査という形で出会い系バーに複数回も通っていたからこそ、公私混同せずしっかり区別させることの説得力が素晴らしい。

前川氏が残してくれたものは、きっと子どもたちにも受け継がれるはずだ。彼が文科省在職中に何をしてきたのか、これこそが日本の教育問題を改善させるヒントなのかもしれない。

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