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東京新聞・望月衣塑子記者がスクープ記事でトラブル「匿名報道の約束を実名で報じた」→望月氏「学術会議の取材でバタバタして…」取材拒否

東京新聞が誇る超一流新聞記者の望月衣塑子氏は、ご自身が自信満々で報じた独自記事でトラブルを招いている。

匿名報道の約束が実名で報じられたとし、取材先から抗議書が送られたという。

この件について超一流ジャーナリストの望月衣塑子記者は「学術会議の取材でバタバタしていて」と取材に答えていない。

東京新聞「望月衣塑子記者」がスクープ記事でトラブル 約束違反だと取材先が抗議文

・“菅総理の天敵”として知られる、東京新聞の望月衣塑子記者が、取材先とトラブルになっている。情報源から“匿名報道の約束を破られた”と、クレームが入ったというのだ。
・「最近、彼女は学術会議の過去の人事に関する記事でスクープを取ったのですが、記事掲載後に取材先から『匿名報道の約束だったのに、実名で報じられた』といった趣旨のクレームが編集局に入ったのです」

望月氏はどう答えるか。電話で直撃したが、
「すみません、新潮と文春の取材は、会社に聞いてもらわないといけませんので。今、学術会議の取材でバタバタしていて、そっちに送ってもらえますか」

――宇野先生から抗議が来ていると聞いたのですが。
「そうです、それも含めて週刊誌には答えていけないということなので、すみませんが、会社に送っていただけますか」
 代わって東京新聞に聞いたが、「取材の経緯はかねてお答えしておりません」(編集局)。宇野氏にも取材を申し込んだが、「特にお答えすることはありません」とのことだった。
引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11300558/

望月氏「学術会議の取材でバタバタしてる」取材拒否

問題となった記事は望月衣塑子氏のスクープ記事「【独自】学術会議人事、2年前にも東大の宇野教授を任命拒否 官邸、理由示さず難色」だ。

「特定秘密保護法に反対する学者の会」や「安全保障関連法に反対する学者の会」に参加するなど反政権型の学者として、左翼や自称リベラルから期待されている東京大学の宇野重規教授。日本学術会議の新会員として候補になったが、任命拒否された候補者のうちの1人である。

望月衣塑子記者の記事によれば、宇野重規教授は2018年10月の会員補充人事でも官邸側に任命を拒否されていたとのこと。詳細は新調の記事に載っているが、実名報道されたことで宇野氏から抗議文が送られたらしい。

「当初、社内では『素晴らしいスクープ』と持ち上げられていましたが、今は取材手法が適正だったのかと議論を呼んでいます。記事中に情報源は『学術会議関係者』と書いてありますが、どうやらその一人が宇野氏本人だったようなのです。そして記事掲載後、宇野氏は『匿名での約束だったのに、実名で記事が出ている』と怒って、編集局に抗議書を送ってきた」
引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11300558/

 当初、望月氏は、宇野氏を匿名にした記事を書いたという。
「ただ、デスクが『実名のほうがいいのではないか』と提案した後、実名に切り替えて原稿を再提出したと聞いています。実際に、宇野氏と望月さんの間で、どのような約束があったのかはわからない。デスクが情報源との約束を破って、実名にするよう迫るなんて考えにくいし、万一、そう言われても、記者は拒否すべきです。いずれにしろ、記事掲載後に情報源からクレームを言われること自体、記者として褒められたこととは言えないでしょう」
引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11300558/

匿名か実名か、記事にはデスクからの圧力について触れている。しかし情報源との約束を破るよう迫る可能性は低いとし、望月衣塑子記者にも責任があるような記述で含みを持たせた。

望月衣塑子記者を「切り込み隊長」のように扱っていると言っても過言ではない東京新聞も、今回のトラブル報道について知らん顔を貫けるとは思えない。記者1人だけでなく、社として考えるべきだろう。

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左派・リベラルの超一流ジャーナリズム

今回の件について望月氏も東京新聞も、そして宇野氏も取材を受け付けていないため、実際どのようなやり取りが行われたのか確認できていない。

政府(特に当時の菅官房長官)に対して厳しく説明責任を追求していた望月衣塑子記者だが、自分が攻められる立場になると守りの弱さが露呈されないよう、途端に取材を受け付けない姿勢を貫く。このフットワークは超一流の証だ、望月氏の高い知性が伺える。

いずれにせよ、週刊誌報道をもとに政権批判を強める望月氏の手法や、東京新聞記者の取材姿勢について疑問の声が多いことは事実である。先日も社会部の記者が厚労省の役人相手に机を叩きつけ怒鳴りつけるなど、恫喝行為に批判が集まった。

望月記者だけでなく、左翼オールドメディアや自称リベラル系ジャーナリストの取材や報道姿勢については、国民から理解し難いような印象操作や偏向報道が多い。そして熱意のあまり、常軌を逸する行動に出ることも少なくない。

望月衣塑子氏のような超一流新聞記者をはじめ、マスコミの実態を知れば知るほど高い知性と優れた品格が垣間見える。自分たちが報じたいニュースは、どんな手段を使ってでも報じる。モラルや常識などは後で考えればいい。

そんな左派系メディアのジャーナリズムを尊敬する。超一流新聞記者の望月衣塑子氏や東京新聞は引き続き、今までと変わらぬ熱意と行動力で取材を続けていただきたい。

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