日本で女性が初めて選挙で投票をした日から75年を迎えた10日、政治分野での男女格差について語り合うオンラインイベントが開催されたそうだ。
それを受け東京新聞の超一流ジャーナリスト・望月衣塑子記者は11日、Twitterで「日本に半分いる全女性達が投票に行検討ば、政治は確実に変わる」とツイート。
「女性は選挙に行かないから政治が変わらない」「男性が投票しても政治は変わらない」と受け取られかねない主張だが、現実の男女別投票率はどうなっているのだろうか?
望月衣塑子氏「日本に半分いる全女性達が投票に行けば政治は変わる」
日本に半分いる全女性達が投票に行検討ば、政治は確実に変わる
女性が初投票した日から75年 政治の男女格差なくすには
もろさわさん「世の中、まだ差別はあるがこよ1票だけはみんな平等。自分たちの日常も未来も決める貴重なものを持ってるのに棄権するのは自己否定だ」 https://t.co/FNp9YyAwU9
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) April 11, 2021
現実の男女別投票率は?
東京新聞社会部のカリスマ記者として左翼界隈からも人気の高い超一流ジャーナリスト・望月衣塑子氏、特にエビデンスもなく「全女性」と男性排除の考えを露わにした知性と品格は感動的である。まるで「女性は投票に行かない」「男性の投票で政治は変わらない」と、偏見だらけの上から目線&男性蔑視の性差別な思想が伺え、その知性に注目が集まった。
ちなみに総務省が発表した平成31年の「目で見る投票率」で判明しているが、「男女別投票者数及び投票率の推移」を見ると投票において男女格差はほぼ無い。それぞれの性別で投票率はここ数年男性のほうが高いものの、人口の差から投票数は女性のほうが多い。いずれにせよほぼ同等と言える。
衆議院議員総選挙(大選挙区・中選挙区・小選挙区)
参議院議員通常選挙(地方区・選挙区)
目で見る投票率
平成31年3月 総務省 選挙部
つまり、「女性だろうが男性だろうが選挙に行く人は行く、行かない人は行かない」というだけである。しかし、そんなことは望月衣塑子記者にとって重要なファクトではない。何が何でも「ジェンダー格差の問題」に仕立て上げたいのだ。
望月記者はエビデンスや数値データを重要視しないため、独自の目線でニュースを読み解いている。この周りに流されない独自な目線こそ、望月記者の知性であり人気の秘訣だ。事実など大した問題ではないのだ。
さすが左翼から人気が高いだけあり、その姿勢はネトウヨも見習うべきである。いちいちデータに基づいて現実を分析するなど言語道断、超一流カリスマジャーナリスト・望月衣塑子記者が備える知性と品格の足元にも呼ばない。
「75年も経って投票率に男女格差もない今、女性の意思は普通に反映されている」などと主張するネトウヨは左翼失格だ。望月記者の知性と品格から全てを学ぶべき。わかりやすく言うと「全男性が投票しても政治は変わらない、だから全女性は投票に行け」ということ、そういうことだ。

