時事通信が先週末に実施した世論調査で、菅内閣の支持率は34.2%と不支持を下回った。
支持する理由では「他に適当な人がいない」16.4%、支持しない理由は「期待が持てない」23.5%がそれぞれ最多となっている。
ちなみに野党第一党として次期衆院選での活躍に期待がかかる立憲民主党の支持率は、3.1%と合流後最低を記録した。
内閣支持34.2%、不支持と逆転 新型コロナ対応評価せず61%―時事世論調査
時事通信が8~11日に実施した1月の世論調査で、菅内閣の支持率は前月比8.9ポイント減の34.2%、不支持率は13.1ポイント増の39.7%となった。菅内閣発足後、不支持が支持を上回ったのは初めて。新型コロナウイルス感染拡大をめぐる政府対応については「評価しない」が61.4%だった。
(中略)
政党支持率は自民党23.7%、公明党3.9%、立憲民主党3.1%。立憲は昨年9月の旧国民民主党との合流以降、最低を記録した。以下、共産党1.7%、日本維新の会1.6%、社民党0.8%、国民民主党0.5%、れいわ新選組0.2%、NHKから自国民を守る党0.1%で、「支持政党なし」は62.8%だった。
引用:https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011500839&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
時事通信が8~11日に実施した1月の世論調査で菅内閣の支持率は前月比8.9ポイント減の34.2%、不支持率は13.1ポイント増の39.7%となりました。菅内閣発足後、不支持が支持を上回ったのは初めて。新型コロナ感染拡大をめぐる政府対応については「評価しない」が61.4%でした。https://t.co/SxhF83USrg
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 15, 2021
立憲民主党3.1%で合流後最低に
緊急事態宣言後に行われた時事通信の世論調査、内閣支持率が下がった原因で最も考えられるのはコロナ対応と思われる。感染が再拡大した隣国でも岩盤支持層が割れてくるなど、国難時は政府への不信感が高まるものだ。
今秋には総選挙があると言われているが、今後の菅政権が政局にどのような影響を及ぼすのか注目したい。内閣だけでなく、各政党の支持率も少しずつ変動しそうだ。
特に野党第一党として政権批判の急先鋒である立憲民主党は、合流新党として結党後最低となる支持率だった。確かん自民党も高水準とは言えないが、最も高いのは「支持政党なし」である。自民党の評価が下がっても、野党の評価は上がらない。
左派や自称リベラルからの支持が高いとされる立憲民主党。破防法の調査対象団体である日本共産党から「野党連合」を呼びかけられるも、支持母体からの批判を恐れてか反応が鈍い。

また、同じ旧民主党系で提案型野党として政府と真正面から向き合っている国民民主党とは、一線を画すように感情的なメッセージを発信している。そのせいか徐々にネット世論も変わってきた。

それでも、まだまだ立憲民主党は終わらない。ANTIFA石垣のりこ議員や、久兵衛デマの黒岩宇洋議員、安倍&トランプに対する「品格のない顔」でお馴染みの小西ひろゆき議員、日本学術会議にこだわる蓮舫議員など、勢いのある議員ばかりだ。
今後の活躍、そして総選挙に期待しよう。