安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前夜祭で費用を補填した問題をめぐり、東京地検特捜部は24日に安倍氏を嫌疑不十分で不起訴処分とした。
公設秘書は政治資金収支報告書に計約3022万円を記載しなかったとして、政治資金規正法違反(不記載)容疑で略式起訴となった。
これで「桜を見る会」で浮上していた疑惑捜査は締結となるが、映画評論家の町山智浩氏は自身のTwitterで「検察も安倍支持者も本気で、秘書が勝手にやったと思ってるの?」と疑いの姿勢を貫いている。
安倍前首相を不起訴、公設秘書は略式起訴 「桜」夕食会
安倍晋三前首相(66)の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補塡(ほてん)していた問題で、東京地検特捜部は24日、収支報告書に計約3022万円の収支を記載しなかったという政治資金規正法違反(不記載)の罪で、政治団体「安倍晋三後援会」代表の配川(はいかわ)博之・公設第1秘書(61)を東京簡裁に略式起訴し、発表した。秘書らと共に刑事告発された安倍氏は不起訴(嫌疑不十分)とした。
引用:https://www.asahi.com/articles/ASNDS337YNDRUTIL05W.html
検察も安倍支持者も本気で、秘書が勝手にやったと思ってるの? https://t.co/jnw528zSXF
— 町山智浩 (@TomoMachi) December 24, 2020
カリスマ映画評論家・町山智浩氏には「お見通し」だ
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(もしドラ)の一件から「映画を観なくても評論できる映画評論家」として、一躍有名カリスマ映画評論家として脚光を浴びた町山智浩氏。
リベラル系論客として政権批判を繰り返し、高い知性と優れた品格を発揮している。今回、安倍氏の不起訴が相当納得いかないのか、安倍支持者だけでなく検察にも苦言を呈した。
証拠不十分だが憶測だけでも起訴できるようにしたいのだろうか。さすが映画を観なくても評論できるほどの観察力と想像力を備えているだけあって、町山氏には「桜を見る会」も全部全てスリッとまるっとゴリッとお見通しなのかもしれない。
自称リベラル論客は知性も高く品格にも優れた人が多いため、本日も「#安倍晋三の不起訴処分に抗議します」というツイデモが開催された。各々のアカウントが何度も何度もツイートして喚き散らした結果、トレンド入りも果たしている。
国会で軽く謝罪して幕引きか。薄汚い幕切れだ。
これで終わりじゃないぞ。
ナイス告発‼️
すぐに第二幕を開演しろ!
二幕のシナリオを書くのは安倍事務所でも検察でもない。我々だ!#安倍晋三の不起訴処分に抗議します「桜」、不記載額5千万円超疑い https://t.co/p4oFRxnPx7
— ラサール石井 (@lasar141) December 24, 2020
9月の辞任以降、深刻な安倍ロスに至っていた左翼や自称リベラルにとって、少しでも「アベ叩き」で乾いた心を潤すことができるクリスマスプレゼントをゲットできたのだ。一日中騒ぎ倒せるネタを得た左翼や自称リベラルを見ていると、何とも微笑ましい。
ツイデモでトレンド入りし、「これが民意だ!」と盛大に喜ぶ誇り高き左翼たちの素敵なクリスマスイブ。胸が温かくなる。
