日本学術会議の任命拒否問題で野党が追求を強めている中、超一流作家のあさのあつこさんはインタビューで「気に入らない生徒を先生が廊下に立たせるのと同じ」と表現した。
会員候補6人を菅義偉首相が任命拒否した問題は、野党支持者や反スガを掲げる有権者から大きな注目を集めている。
作家・あさのあつこ氏「政権に逆らうと、こういう目に遭いますよ」
――菅首相による任命拒否をどう受け止めていますか。
何のためにこのタイミングで任命拒否したのでしょうか。「総合的・俯瞰(ふかん)的に判断した」ではさっぱり分からない。拒否の理由そのものを明らかにしてほしいですね。
「政権に逆らうと、こういう目に遭いますよ」ということを露骨に示したとしか思えません。学者を萎縮させて力で従わせようというわけでしょう。権力者が一番やってはいけないことを堂々と任期の初めにやったわけです。
同世代の友人が「気に入らない生徒を先生が廊下に立たせるのと同じだね」って言っていました。「お前がいると授業が進まないから出てろ」みたいな感じでしょうか。感情で言った言葉にはっきりした理由はないですよね。
引用:https://mainichi.jp/articles/20201029/k00/00m/010/150000c
「気に入らない生徒を先生が廊下に立たせるのと同じ」
あさのあつこさんは同世代の友人から「気に入らない生徒を先生が廊下に立たせるのと同じ」と言われたそうだ。どうやら菅総理が感情的に6人の学者を排除したと認識しているらしい。
野党が菅総理に対して懸命に説明責任を追求している様子は、おそらく国民にもしっかりと届いているはずだ。左翼界隈でも指摘されている通り、菅首相の「好き嫌い」で「特別の機関」の人事に介入すべきではない。
引き続き立憲民主党や日本共産党には、日本学術会議の任命拒否問題で追求を強めていただきたい。菅政権を退陣に追い込むなら、政策議論よりもモリカケ・桜・日本学術会議だ。
ちなみにあさのあつこさんといえば、日本共産党の支持者として有名だ。しんぶん赤旗でも常連の論客である。
母親の恩師が共産党の活動をしており、その先生への憧れから家でも「しんぶん赤旗」と購読しているほどだ。昔から日本共産党が身近な存在だったという。
あさのあつこ氏「安倍政権は組織の腐り方というものを見せつけています。自浄作用もありません。私の住む岡山県の小さな町は、消費税を増税されたらたまりせん。国民の声を一顧だにしない安倍政治に周りのおばちゃんたちは怒っています。日本共産党は政治に怒る私たちの希望です」と。#赤旗日曜版 pic.twitter.com/VSmDuLj9yz
— 望月慎太郎 (@mionao21) December 28, 2018
次から次へと日本学術会議に関して菅総理を批判する学者や文化人が登場してくる。非常に心強い存在だ。国民は誰が「任命拒否問題」で菅政権を批判しているのか、しっかりと見てほしい。
Twitterの反応
「学者を萎縮させて力で従わせようというわけでしょう。権力者が一番やってはいけないこと」正に学術会議のことではないですか?学問の自由を阻害していたのは学術会議だったということは明らかになってます。更には増税やレジ袋などで庶民の生活にも悪影響しています。学術会議は解散で良いでしょう。
— TomoTo(杜とも) (@Tomographix8) October 31, 2020
あさの氏の論理でいえば、学術会議も数十万人いる学者から105人の推薦者を選ぶ段階で排除していることになる
あさの氏の「政権に逆らうと、こういう目に遭いますよ」という言葉を借りれば、そのまま「学術会議に逆らうと、こういう目に遭いますよ」となる
学術会議側の排除に目をつぶった論述は無意味— ふんわりふわり (@funwari_fuwari) October 31, 2020
それを言うなら「合格できなかった生徒を入学させなかった」ということでしょう。そしてそれは当然のことですね。表現が拙いですねこの作家さん。毎日新聞に気に入られようとしているからでしょうか。
— 太郎 (@BlVhmE47Rmo7IAS) October 30, 2020