政治

日本学術会議、2018年に北海道大学の研究を妨害で辞退させた?奈良林直教授「学問の自由を自ら否定」

日本学術会議の会員任命を菅首相が拒否した件について、野党や学者たちを中心に批判や抗議の勢いが止まらない。

そんな中、北海道大学名誉教授の奈良林直氏は櫻井よしこ氏が理事長を務める国家基本問題研究所で提言した。

過去に北海道大学の優れた研究を日本学術会議が「軍事研究だ」と圧力をかけて辞退に追い込んだ実例を紹介している。

奈良林直教授によると、学術会議の幹部が北大に押しかけてきたそうだ。

日本学術会議、北大の研究を妨害で辞退させる 幹部が大学に押しかけ

軍事研究を拒否し中国とは学術協力

一方、学術会議が力を入れているのが、「軍事研究の禁止」を旨とした防衛省関連研究の否定である。実例を一つ挙げる。北大は2016年度、防衛省の安全保障技術研究推進制度に応募し、微細な泡で船底を覆い船の航行の抵抗を減らすM教授(流体力学)の研究が採択された。この研究は自衛隊の艦艇のみならず、民間のタンカーや船舶の燃費が10%低減される画期的なものである。このような優れた研究を学術会議が「軍事研究」と決めつけ、2017年3月24日付の「軍事的安全保障研究に関する声明」で批判した。学術会議幹部は北大総長室に押しかけ、ついに2018年に研究を辞退させた。

学術会議は、日本国民の生命と財産を守る防衛に異を唱え、特定の野党の主張や活動に与して行動している。優秀な学者の学術集団でありながら、圧力団体として学問の自由を自ら否定している。これに対し、国立大学協会会長の永田恭介氏(筑波大学長)は今年3月26日の記者会見で、「自衛のためにする研究は(募集する)省庁がどこであれ正しいと思う」と学術会議に批判的な見解を述べている。筆者も含め賛同する研究者は多い。
さらに学術会議は2015年、中国科学技術協会と相互協力する覚書を締結している。中国による少数民族の抑圧、香港の弾圧、南シナ海の軍事基地化といった強権的行動に国際的な批判が強まる中で、日中学術協力の抜本的見直しが必要ではないか。

引用:https://jinf.jp/weekly/archives/32608

おそらく「防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度」のことだと思われるが、タンカーや船舶の燃費が10%も低減される非常に有益な研究を、自分たちの裁量で「軍事研究」と決めつけるのはさすがだ。日本学術会議は立派な左翼組織の素質があるといえるだろう。

また幹部が大学まで行き、総長室に押しかけて研究を辞退させるなど、まさに学問の自由を侵害する弾圧行為だ。自分たちの都合に合わない言論を弾圧したり、特定の表現の自由などを認めない思考は左翼の手本である。

もし奈良林教授が記述した内容が事実であれば、日本学術会議の影響力は素晴らしい。弾圧行為は左翼が得意とする行為であるため、会員たちは胸を張っていただきたい。

日本学術会議の影響力がいかに大きいかが世間に知れ渡った。ぜひとも日本学術会議やその会員たち、そして任命拒否された学者6人を応援したい。

スガやめろ。

ネット上の声

ぐ、軍事研究に加担した北海道大学が悪いでしょ
そ、それと今回の拒否プロセスは別の問題だよね
じ、自分らの学問の自由への侵害はいい侵害だからセーフ
す、すぐ戦争を始めるジャップを抑え込むためには当たり前の事
に、任命拒否の問題は分けて考えな
ネ、ネトサポ必死過ぎ
ぐ、軍事研究の否定を揶揄するってやっぱり戦争をしたいのがネトウヨの本音なのか?
に、任命拒否の理由に答えられない限り菅の負け

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Twitterの反応

【話題の日本学術会議】野党、マスコミはまた批判のための批判ばかり!そもそもの問題は任命拒否ではなく、学術会議の存在そのもの





《追記》

奈良林直氏が主張する「押しかけた」という事実は無かったと、訂正文が掲載されました。

【訂正】
 当初の原稿では「学術会議幹部は北大総長室に押しかけ、ついに2018年に研究を辞退させた」としましたが、学術会議幹部が北大総長室に押しかけた事実はありませんでしたので、「学術会議からの事実上の圧力で、北大はついに2018年に研究を辞退した」と訂正します。
引用:https://jinf.jp/weekly/archives/32608

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