立憲民主党との合流をめぐって所属議員が減少した社民党だが、党員全体の3割が離党したことを発表している。
離党の人数を受け、大椿ゆうこ副党首は「正直、党員の半分くらいが離党するのではないかと思っていました」と安堵している。
車イスの件で炎上したことを踏まえると、確かに「よく3割で済んだ」と言えるかもしれない。
社民党 党員3割が離党 組織の再生急務に
社民党は、立憲民主党との合流をめぐって、事実上分裂して以降、党員全体の3割が離党するなど党勢の衰退が進んでいて、組織の再生が急務となっています。社民党は、立憲民主党との合流をめぐって、党内の意見がまとまらず、去年11月の党大会で、合流を望む党員の離党を認めることを決め事実上分裂しました。
党によりますと、去年の党大会以降これまでに、党員全体の3割にあたる、およそ4000人が離党したということです。一方、47都道府県にあった地方組織も17の組織で分割や解散となるなど、党勢の衰退が進んでいます。
このため社民党は、秋までに行われる衆議院選挙に向けて、新たなサポーター制度を導入するなどして組織の再生を図っていきたい考えです。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210509/k10013019751000.html
大椿ゆうこ副党首「半分くらい離党すると思っていました」
社民党 党員3割が離党 組織の再生急務に | NHKニュース
正直、党員の半分くらいが離党するのではないかと思っていました。合流の急先鋒であった大分や富山でも県連合が残ったことを考えると、悲観や絶望より、有難いという気持ちでいっぱいです。一緒に頑張りましょう。 https://t.co/AmnPO0rBss
— 大椿ゆうこ🎗労働者の使い捨てを許さない (@ohtsubakiyuko) May 8, 2021
1万3000人ほどの党員数だった社民党も、ついに1万人を切ることになりそうだ。一時は政権も担っていた誇り高き左翼政党も、今や衰退の一途を辿っている。
先月には、無人駅で階段しかない来宮駅で車イス対応を求めて駅員数人を手配するよう小田原駅で要望するも駅員に「事前連絡がない」と断られそうになったことでバリアフリー法を持ち出すが「利用者3000人以下の駅は対象ではありません」と論破され、1時間も交渉し続けてとりあえず熱海駅まで行ったところ、JR側が急遽対応してくれたことで乗車拒否されずに来宮駅までちゃんと行けて駅員4人が重さ80kgの電動車イスを階段で降ろしてくれたのに「JRに乗車拒否されました」とブログに投稿、駅員と交渉の間も記録として携帯電話で撮影し、新聞各社にも連絡して記事にしてもらうようメディアを利用するなどの扇動行動を働いた社民党常任幹事の伊是名夏子氏が炎上している。
この問題をめぐり、神奈川連合事務所や東京都連合事務所のバリアフリー化が進んでいなくて実はバリアフリーに優しくなかったことが露呈された社民党の本部に批判的な意見を投げかけた各支部のTwitterアカウントが凍結されるなど、粛清のような現象が発生したことから不信感がさらに高まった可能性はある。
そもそも国会議員が現時点で2名しかおらず、党大会でも激論が交わされるなど分裂騒動で危機に直面していた社民党。確かに、以上の経緯を踏まえれば大椿副党首の言うように「半分くらい離党」してもおかしくない。それほど日本の社民党離れは進んでいる。
しかし、ここで諦める社民党ではない。福島第一原発の処理水海洋放出をめぐって「汚染水の海洋放出を止めよう」とデマを流すなど風評被害の拡大に貢献する福島みずほ党首が、今後も社民党に希望をもたらしてくれる。
威力業務妨害や恐喝未遂などにより2020年2月25日現在で89名もの逮捕者を出した連帯ユニオン関西生コン支部のストライキを応援し、「14歳で親にキーセンに売られた」はずの元慰安婦・金学順さんが「軍人に無理矢理慰安所に連れて行かれた」と証言を変えたことから「証言の工作」が疑われた件で弁護人を務めていたメンバーの1人である福島みずほ氏は、社民党を守ってくれるはず。
大椿ゆうこ副党首の前向きなツイートに救われる支持者もいるはずだ。たとえ「風前の灯火」と言われようが、諦めてはいけない。社民党(に属する国会議員)は一人じゃない、二人だ。

