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共産党・志位委員長「憲法9条改定は実現しなかった」「世界に誇る平和憲法を守る」

日本共産党の志位和夫委員長は29日、安倍首相が優先課題として掲げていた「憲法改正」が実現しなかったことについて言及した。

「戦争の惨禍を体験し、平和を希求する日本国民の深く強い思いが、それを阻んだ」とし、護憲へさらに強い意志を示している。

日本共産党・志位和夫委員長 改めて護憲に強い意志

憲法九条は、右傾化する日本に残された”最後の宝”と言っても過言ではない。平和を守るためにも、「憲法を変える」のではなく「日本が憲法に合わせる」べきだ。

国防は最低限の武装で抑え、とにかく”対話”で外交問題は解決させる。確かにどの先進国も、仮想敵国との”話し合い”には”軍事力”が後ろ盾となる。しかし、日本だけはその路線を歩んではいけない。

GHQの意向に反することが出来ず、ほぼ押し付けてもらった日本国憲法を、日本は戦後75年も守ってきたではないか。(ただし日本が独自に加えた条文もある)

憲法9条という恒久平和主義の思想を持つ日本に、武力行使や侵略戦争を仕掛ける国などない。どんな国、どんな民族でも、話し合えば必ず分かり合える。お互いを尊重し、手を取り合う外交は必ず実現できる。

首脳や閣僚レベルで会談を積み重ね、経済協力を強固にしていくことで、日本は他国から信頼を得ることができる。尖閣諸島を狙っている中国も、竹島の不法占拠している韓国も、北方領土を侵略しているロシアも、真摯な対話を続ければいつか必ず相手は納得してくれる。

平和を主張する国に攻撃を仕掛ける国はいない。護憲こそが最大の防衛力だ。憲法9条がこのままの形で存在する限り、日本の安全と平和は維持されるだろう。

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