俳優の宍戸開氏は2日、北朝鮮による日本人拉致問題を扱った映画で2月19日から上映されている『めぐみへの誓い』を鑑賞したことをTwitterで明らかにした。
映画の感想として「こういう映画こそ街のシネコンで大々的に上映するべきではないか!あなたの本能を確実に揺さぶる作品だ!」と大絶賛している。
宍戸開氏が映画『めぐみへの誓い』を大絶賛
🎬 #映画 #めぐみへの誓い
882人。これ程の人間を拉致していたのかと驚かされた。こういう映画こそ街のシネコンで大々的に上映するべきではないか!あなたの本能を確実に揺さぶる作品だ!#菜月 #原田大二郎 #石村とも子 #大鶴義丹 #小松政夫 #仁支川峰子 #監督 #野伏翔 #シネマロサ池袋 #横田めぐみ pic.twitter.com/P9N6WfC8ff— 宍戸 開 (@quai44) March 2, 2021
(補足:政府認定の拉致被害者は帰国者5人を含め17人であり、宍戸氏が指摘した「882人」は拉致された疑いがある特定失踪者。警察庁の発表では875人)
宍戸開氏「大々的に上映するべき、本能を揺さぶる作品」
北朝鮮による日本人拉致事件。これまでに5人が帰還できたものの、現在も北朝鮮に拉致された方々がいる。今作品の主人公でもある横田めぐみさんは、1977年11月に下校途中を狙われて捕まり、そのまま拉致されてしまった。
今年で44年。57歳を迎える横田めぐみさんが日本へ帰国する前に、父の横田滋さんは昨年この世を旅立たれた。会見では横田哲也さんの言葉に世間から大きな反響があり、拉致問題の解決に向けていかに安倍政権が取り組んでいたのか知れ渡ることになる。
【政権批判は卑怯】横田滋さん家族会見。横田哲也さん「メディアやジャーナリストが安倍総理は何をやってるんだ、何も動いてないと。安倍総理が問題なのではなくて何もして来なかった政治家、拉致はないと言ってきたメディアがあったから総理は苦しんでる。何もやってない方が政権批判をするのは卑怯」 pic.twitter.com/1mhThZi43i
— Mi2 (@mi2_yes) June 9, 2020
SNS上での拉致問題は保守やネトウヨばかり熱心に声を上げている印象が強く、左翼やリベラルから関心を寄せる動きはあまり見られない。しかし本来は党派や思想に関係なく、拉致問題は明確な人権侵害として日本の最優先課題だ。
宍戸開氏のような著名人が映画鑑賞を報告してくれたことは非常に大きな意味を持つ。一般の方や芸能人も拉致問題を語る時代となった。宍戸開氏も大絶賛する『めぐみへの誓い』が、1人でも多くの方々に見てもらえることを願う。

