菅首相の国会演説、韓国への言及は2行だけ「安倍よりひどい」〜ネットの反応「せめて三行半だよな」

26日に所信表明演説を行った菅義偉総理大臣は、新型コロナウイルスの対策や経済の課題、新たなデジタル社会、災害対策に外交問題など、日本の課題や今後の取り組みを語った。

ところが外交や安全保障の話で、韓国へ言及したのがわずか2行だったことに韓国メディアが失望しているようだ。

韓国に「安倍よりひどい」と受け取られかねない演説であり、日韓関係の修復は絶望的である。

菅首相の国会演説、韓国への言及はたったの2行

初めて国会演説をした菅首相、安倍氏よりもひどかった…韓国への言及はたったの２行
・行き詰まった韓日関係の責任は韓国にあるので、韓国の態度変化がまず必要だという安倍政権の立場を踏襲した
・菅首相は「健全な日韓関係に戻すべく、わが国の一貫した立場に基づいて、適切な対応を強く求めていく」と明らかにした
・日本の「一貫した立場」というのは、韓国司法府が韓日請求権協定を違反したという考え方から出発している
・菅首相は、韓国司法府の賠償判決が執行されて日本企業が実質的被害を受けることになる場合、「日韓関係に極めて深刻な事態を招くので絶対に避けなければならない」と警告した
・韓日関係は安倍政権時よりも悪化するのではないかという予想も出てきた
・菅首相はこの日８つの領域で構成された演説の最後の外交安保領域の最後の部分で、たった２行で韓国事案を説明した
・安倍前首相が言及した「未来志向の関係構築」も菅首相の演説からは消えた
引用：https://japanese.joins.com/JArticle/271597

菅首相が国会演説で韓国に言及した部分は以下の通り↓

各国との連携→北朝鮮による拉致問題→日米同盟→沖縄基地→インド太平洋構想→北方領土と来て、ようやく次に韓国へ言及している。しかもたった2行であり、安倍前首相が表明していた「未来志向の関係構築」といった文言は消えている。

演説を聞いていて、外交の話に移っても自分たちの話が出ないことに韓国は不快だったことだろう。例えば順番的にもインド太平洋構想を先に触れていることから、日韓関係の重要性は高いと言い切れない。

天才文在寅大統領の外交術により、安倍政権末期は過去最悪とまで言われていた日韓関係。しかし、菅首相では更に冷淡な印象が伺えるため、関係修復の空気はどんどん薄れている。

文在寅政権ならば日本との関係を回復させつつ、アメリカとの連携も上手く進めながら、北朝鮮との統一を達成してくれるはずだ。日本と韓国の両国民にとって、文在寅大統領は日韓関係の希望だ。

韓国国民からの支持率が下がるようであれば、全て日本のせいにすれば怒りは収まる。韓国政府は菅総理の冷酷な対応など恐れる必要はない。

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ネット上の声

《参考》【ノーカット】菅総理　初の所信表明演説