政治

菅内閣の支持率が48%で9ポイント上昇、不支持を上回る→立憲民主党も支持率UPでネトウヨぬか喜び

読売新聞が実施した世論調査によると、菅義偉内閣の支持率が48%と前回より9ポイントも上昇した。

昨年末の調査以来、支持が不支持を上回ったことでネトウヨ界隈が賑やかな模様。

ところが左翼や自称リベラルからの支持が高い野党第一党の立憲民主党も支持率を上げており、ネトウヨも束の間の喜びとなった。

菅内閣の支持率、48%に上昇…読売世論調査

 読売新聞社が5~7日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は48%となり、前回(2月5~7日調査)の39%から9ポイント上昇した。不支持は42%(前回44%)だった。支持が不支持を上回るのは、昨年12月26~27日の調査以来。前回調査の時点と比べ、新型コロナの新規感染者数が減少し、感染状況が落ち着いていることを反映したとみられる。
 政党支持率は自民党40%(前回37%)、立憲民主党6%(同5%)などの順で、無党派層は42%(同42%)だった。
引用:https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20210307-OYT1T50192/

立憲民主党の支持率も上昇

菅内閣だけでなく自民党支持率も前回よりも上昇してネトウヨが喜んでいる様子。森喜朗氏の発言から始まった諸問題で政権批判を繰り返してきた野党だったが、大きなダメージを与えることができなかった。どうやら多くの国民にとって重要課題は他にあるのかもしれない。

山田真貴子氏を国会招致して菅首相長男の接待問題を問い詰め、選択的夫婦別姓に「反対」の立場を示した丸川珠代大臣に対して「戸籍上の氏」と「旧姓使用」を混同させて批判するなど、安全保障や経済政策よりも圧倒的に熱を帯びていた野党の追求姿勢に知性を感じた。

今回の菅内閣支持率は、新型コロナ感染拡大が年明けから少し落ち着いてきていることが要因と考えられている。しかし、ここでも立憲民主党の偉大な政策を忘れてはいけない。そう、「りっけんがかんがえたさいきょうのころなたいさく」である「zeroコロナ戦略」だ。

「zeroは0ではない」を合言葉に「クラスター対策の維持が可能となる状態」とwithコロナとあまり変わらないが「台湾や豪州をモデルに」と謳っておきながら同国が実施した罰金などの罰則を設けずに緊急事態事項もない中で補償や支援の拡大で自粛協力を可能にするという、なるべく実現性や具体策を排除したさいきょうのころなたいさくだ。

おかげで支持率は前回の5%から6%に上昇した。
なんと1ポイントも増えている。あの立憲民主党の支持率が1ポイントも上がったのだ。
まったく、ネトウヨは記事すら最後まで読めないようだ。

立憲民主党の支持率が上がったことについて立憲ペートナーをはじめとした野党支持者から喜ぶ声が少ないことは残念だが、1ポイントも上がったことは非常に大きい。提案型を打ち出したことで「物足りない」と感じていた反政権派が、少しずつ戻ってきているのだろう。

このまま地道に歩めば、夢の支持率二桁台も実現可能かもしれない。菅内閣支持率の上昇に喜ぶネトウヨの顔は青ざめるはずだ。「たった1ポイント、あれだけマスコミと一緒に政権批判で騒いだのに支持率一桁とか、先鋭化しすぎて多くの国民から見放されている」などと言う人は左翼失格である。そんな人間の支持など、おそらく立憲民主党は望んでいない。

「政府批判」「zeroコロナ」を軸とする誇り高き野党第一党の立憲民主党に、今後も注目しよう。

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