18日午前の衆議院予算委員会では来年度予算案で一般的質疑が行われる予定だったが、予定時間の午前9時から3時間後に開会された。
菅義偉首相の長男が関与した総務省幹部の接待問題をめぐり、文春オンラインが報じた「会合時の音声」などの件で総務省に説明を求めていた立憲民主党など野党。
しかし、納得のいく説明が得られなかったとして、立憲民主党ら野党は午前中の質疑を取りやめたことが産経新聞で報じられている。
衆院予算委、予定から約3時間後に始まる 立民などは質疑せず
菅義偉(すが・よしひで)首相の長男が関与した総務省幹部に接待問題をめぐり、18日午前9時の予定時間を過ぎても開けない状態が続いていた衆院予算委員会は3時間近くが経過した午前11時50分に始まった。ただ、週刊誌が公開した長男や秋本芳徳情報流通通行政局長らの会合時の音声について同省側から納得のいく説明が得られていないとして立憲民主党などは同日の質疑を取りやめる。
引用:https://www.sankei.com/politics/news/210218/plt2102180008-n1.html
立憲民主党などが質疑拒否←有言実行の野党
18日午前の衆議院予算委員会では来年度予算案で一般的質疑が行われる予定だったが、予定時間の午前9時を過ぎても開けない状態が続いていた。立憲民主党など野党が菅義偉首相の長男が関与した総務省幹部の接待問題をめぐり、「会合時の音声」を文春が報じたことから総務省に説明を求めたとされる。
立憲民主党、日本共産党、国民民主党の野党3党は17日の夕方に「事実関係を明らかにしなければ予算委や総務委の審議に応じない」という考えで一致していた。またその旨を自民党に伝えている。審議拒否という名の弾はすでに込められている状態だったのだ。
総務省幹部が否定の衛星事業、接待で話題に 文春報道
立憲、共産、国民民主の野党3党は17日夕、報じられた事実関係を明らかにしなければ、予算委や総務委の審議に応じない考えで一致し、自民党に伝えた。立憲の安住淳国会対策委員長は記者団に「音声の話を聞く限り、これまでの説明はウソだと明らかになった」と批判した。
引用:https://www.asahi.com/articles/ASP2K63LYP2KULFA029.html
首相長男会食時の音声、総務省幹部の声と認める 放送事業の会話は「記憶にない」
総務省は18日午前の衆院予算委員会理事会で、菅義偉(すが・よしひで)首相の長男が関与した総務省幹部の接待問題をめぐり、「文春オンライン」が前日に公開した会食時の音声が秋本芳徳情報流通行政局長のものであると認めた。ただ、首相の長男が勤める「東北新社」の衛星放送事業に関する会話については秋本氏が「記憶にない」としていると述べた。
野党側の筆頭理事を務める立憲民主党の辻元清美副代表は「組織ぐるみで隠蔽(いんぺい)しようとしている」と反発。報告内容が不十分で質疑ができないと主張し、予算委は予定されていた午前9時を過ぎても始まらず、開催の見通しは立っていない。野党側は、長男の国会招致も要求した。
引用:https://www.sankei.com/politics/news/210218/plt2102180004-n1.html
文春砲で攻勢を強めたい野党だったが、同省から納得のいく説明が得られなかったために”審議拒否”を繰り出した。「記憶にない」で済まされる話ではないだろう。宣言通り、野党は質疑を見送った。野党にとっては国民生活に繋がる予算案よりもスキャンダル追求のほうが重要である。
国会に3時間の空白が発生したことで、立憲ペートナーをはじめ野党支持者は自民党をさらに憎むことだろう。予算案の質疑よりも汚職追求を優先したかった野党は期待通りだ。これぞ有言実行。ちなみに野党質問は後日行われる予定。
