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宝島社のタケヤリ広告に「これが国民の本音だ」と称賛の声?一方で「ミスリード」との指摘も

読売新聞・朝日新聞・日本経済新聞に掲載された宝島社の意見広告が話題となった。

「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。」などと書かれた文言と合わせて戦争を想起させるなど、政策批判が込められた広告となっている。

しかし、誤った情報が盛り込まれたミスリード広告だとして批判されているようだ。

「政治に殺される」見開きで批判 宝島社、コロナ政策巡り新聞広告

 出版社の宝島社(東京都)は11日、戦時中に戦う訓練をする子どもたちの写真を背景に「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。このままじゃ、政治に殺される。」と政府の新型コロナウイルス対策を批判する見開き2ページの企業広告を、全国紙3紙の朝刊に掲載した。
 掲載先は日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞の11日付朝刊。「この一年は、いったい何だったのか」「無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか」とし、「今こそ、怒りの声をあげるべきだ」で締めくくる。
 ツイッターでは「こういう声がもっと上がってくるのでしょうね」などと共感が集まっている。
引用:https://this.kiji.is/764678549068218368?c=39546741839462401

「これが国民の声だ」

とにかく「国民の本音」「世間の声だ」と思いたがる偉大な知性、さすが超一流カリスマ新聞記者であり、破防法に基づく調査団体の立候補予定者であり、自称フェミニストだ。

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医師から「ミスリード」との指摘も

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デマを盛り込む意見広告?

広告意図(宝島社・企業広告)
新型コロナウイルスの蔓延から、すでに一年以上。
しかし、いまだに出口は見えません。
マスク、手洗い、三密を避けるなど、市民の努力にも限界があります。
自粛が続き、経済は大きな打撃を受け続けています。
厳しい孤独と直面する人も増える一方です。
そして、医療の現場は、危険と隣り合わせの状態が続いています。
真面目に対応している一人ひとりが、
先の見えない不安で押しつぶされそうになり、疲弊するばかりです。
今の日本の状況は、
太平洋戦争末期、幼い女子まで竹槍訓練を強いられた、
非科学的な戦術に重なり合うと感じる人も多いのではないでしょうか。
コロナウイルスに対抗するには、科学の力(ワクチンや治療薬)が必要です。
そんな怒りの声をあげるべき時が、来ているのではないでしょうか。

新聞各社の紙面に掲載された「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。」と書かれた宝島社の意見広告だが、どう見ても「竹槍」ではなく「薙刀」である。

何かと「先の大戦」「太平洋戦争」などに例えて批判することが多い左翼界隈だが、「竹槍」を「薙刀」と書いてしまういい加減な姿勢は、細かいことを気にしない大らかな品性が伺える。超一流の左翼と言っても過言ではないだろう。

ワクチンはすでに確保されていて医療従事者への接種や高齢者の予約も開始されている中、「ワクチンがない」との記述は「デマ」「ミスリード」とネットで指摘されている。それにしてもワクチンや治療薬について、正しい情報を排除する制作陣の姿勢はさすがだ。

他にも、手洗い・マスク着用・三密を避けるといった感染対策を「非科学的な戦術」とするなど、広告の制作スタッフは高次元な科学的見地を備えているに違いない。

意見広告に誤った情報を盛り込む姿勢には脱帽だ。これほど自称リベラルが喜びそうな広告もなかなか珍しい。制作担当である三井明子氏・副田高行氏・綿田美涼氏の知性と品格に、自称リベラル界隈もさらに注目してくれることだろう。

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