11月に配信されたナイキのCMが炎上した件について、週刊朝日はカリスマ芸術監督である津田大介氏のコメントを掲載した。
NIKEのCMについて「内容に何ら問題はなく、企業としての姿勢も一貫している」と称賛している。
破防法に基づく調査対象団体に指定される朝鮮総連へのCM要請や、ウイグル人強制労働防止法案への反対ロビー活動など、様々な疑惑が持たれているNIKEを評価しているようだ。
話題のナイキCM 「炎上マーケティング」との違いは?
スポーツメーカー大手のナイキジャパンが公開したCM「動かしつづける。自分を。未来を。」が、インターネットを中心に大きな反響を巻き起こしている。
(中略)
作品は実在するアスリートの証言をもとに作られたといい、「差別は世界中に存在する問題です。アスリートたちの証言が、私たちがいじめと差別に対して率直に意見を述べるきっかけとなりました」などと制作意図について説明している。
(中略)
IT分野に詳しいジャーナリストの津田大介氏も、
「ここ数年、企業CMの炎上が続いていますが、それらのケースとナイキの件は別物です。内容に何ら問題はなく、企業としての姿勢も一貫している。CMのメッセージが、あくまで一部のユーザーに、強い感情的反応を巻き起こしただけです」
(中略)
「SNS上で今回のキャンペーンに文句を言っている人たちの投稿には、差別的な内容も散見されます。けれども、『炎上』という言葉は、差別的な書き込みをする側ではなく、企業側に瑕疵(かし)があるような印象を抱かせてしまいます。今回の件に限らず、本人に落ち度がなくても非難のコメントが殺到してしまう『炎上』というケースはたくさんあります。報じる側にはそのあたりを十分に意識してもらいたいと思います」
引用:https://dot.asahi.com/wa/2020121500050.html
NIKEの要請で朝鮮学校の生徒を出演させた朝鮮総連?

ナイキのCMに登場した在日コリアンの女性は、朝鮮学校に通う実在の人物だ。東亜日報の取材によると、NIKEが朝鮮総連に協力を依頼して総連が手配した女子学生とのこと。
例のナイキCMは実在するアスリートの実体験に基づく内容となっている。そのアスリートの経験を、出演した女子学生たちが演じたということかもしれない。
CMの演出では「転校生を紹介します」というシーンがあるため、出演した朝鮮学校生はおそらく「朝鮮学校に通う学生がサッカー強豪校へ転校し、ユニフォームは通名ではなく本名をテープで貼って上書きする」という経験のあるアスリートを演じたのだろう。
やはり、在日コリアンの方々は通名で過ごすのが相当苦痛なのだろう。当然だ、本名を堂々と名乗ることのできない世の中など単純に息苦しい。堂々と本名を名乗れるよう、日本は通名を廃止すべきだ。ナイキCMの問題提起は素晴らしい。
ちなみに、朝鮮総連は公安調査庁から破壊活動防止法に基づく調査対象団体に指定されており、傘下団体等の構成員が「北朝鮮による日本人拉致問題」に関与していたとして、政府答弁が閣議決定されている。
内容の是非に目が行きがちだが、破防法に基づく調査対象団体に指定され、傘下団体が「北朝鮮による日本人拉致問題」に関与していた団体に、CM要請した疑惑があるとは。超一流スポーツブランドNIKEのコンプライアンスには感動を覚える。
さすが、「ウイグル人強制労働防止法案に反対するロビー活動を展開していた」とニューヨーク・タイムズにすっぱ抜かれたNIKEの偉大さはスポーツ界の誇りだ。
カリスマ津田大介氏のリベラルな姿勢
カリスマ芸術監督の津田大介氏はCMの内容やナイキの企業姿勢に言及しているが、はたして朝鮮総連への協力要請は問題ないという姿勢なのだろうか?その点は詳しく言及されていないため、本心はわからない。
また「ウイグル強制労働防止法案」に反対するロビー活動を展開していたと報じられたNIKEだが、津田氏は今回のCMを「企業姿勢としても一貫している」と称賛。ナイキの選択的人権侵害問題啓発運動には高評価のようだ。
いわゆる左翼や自称リベラルは寛大な心を持っているため、朝鮮総連との連携も気にしない。傘下団体が日本人拉致に関与していたとしても、まったく気にしない。そして日本の自称人権派は、中国共産党によるウイグル人弾圧に寛容である。
それが左派界隈の知性と品格だ。津田氏のリベラルな姿勢を今後も応援していきたい。
