政治

国民民主・山尾志桜里議員「女性・女系天皇をセットで認める」「男子を産むよう求める制度は理不尽」

国民民主党の山尾議員は、安定した皇位継承のために「女性・女系天皇を認めるしかない」と語った。

現在の皇室典範で皇位継承者は「男系男子」と定められているが、山尾氏は「女性」「女系」も認めるべきとの見解である。

国体破壊に繋がる女系容認論で、皇位継承議論に一石を投じることになるだろうか。

「女性・女系天皇を認めること。男子を産むよう求める制度の放置は理不尽」山尾志桜里

 皇族減少が喫緊の課題となっている日本の皇室制度。国民民主党の山尾志桜里氏は、皇位継承者の人権にも配慮し、女性・女系天皇を認めるべきだと訴える。
・今の皇室制度には、二つの課題があります。一つは、皇室が安定的に継続できる制度になっていないこと。二つ目は、皇位継承者と皇太子妃に男子を産むことを強く求めていることです。
・天皇制がなくなれば、憲法が天皇の国事行為として定めている総理大臣の任命や総選挙の公示もできません。憲法改正時の公布も天皇の国事行為です。つまり、現行憲法は天皇制がなくなることは想定していないのです。
・だからこそ、皇室制度の存続は立法府である国会に求められている重要な仕事です。それには、女性・女系天皇をセットで認めるしかありません。
・皇室制度は、皇室の方々に憲法が定める基本的人権を相当制約することによって成り立っています。だからといって、皇位継承者と皇太子妃にこれほど男子を産むよう強く求める制度を放置するのは、あまりにも理不尽です。
引用:https://dot.asahi.com/wa/2020112700029.html

女系容認で天皇の終焉 国体破壊への歩み

天皇とは、初代神武天皇から126代続いている日本の象徴であり、2680年の歴史を誇る日本そのものだ。その血筋は男系で繋いできた存在である。つまり天皇=男系であり、「女系天皇」とは定義上ありえない言葉であるとの見方が強い。

これまで男系の女性天皇は存在したが、女系の血筋で天皇に即位した例は1度もない。女系ということは、他系の男子が皇室に入ることを意味する。これまで他系の女子が皇族に入ることはあっても、他系の男子が皇族になった例もない。男系継承とは、他系男子の排除を意味する。

男系男子である悠仁親王殿下がおられるにもかかわらず、安定した皇位継承の議論として「女系天皇」を持ち出すことは、本人にその意図があるかどうかはさておき「天皇の終焉」に繋がっていく。万世一系を終わらすことで、日本の終焉に繋がるのだ。

GHQによって離脱させられた旧宮家の皇籍復帰、あるいは養子および婿養子案など、天皇終焉を意味する「女系」に拘る前に議論すべきテーマはあるはず。真っ先に女系案を提示する国民民主党の山尾志桜里議員は、まさに左翼や自称リベラルの鏡である。記事の中で「天皇制」と表現する辺りもさすがだ。

理由は何でもいい。「男女平等」「女性の人権」という聞こえのいい言葉を振りかざし、国体破壊を進める左翼や自称リベラルの執念には脱帽だ。近年は保守の一部にも「女系論」を掲げる有識者がおり、「女系・女性」の違いを多くの国民が理解しないうちに女系論を根付かせるため話を進めている。

山尾志桜里議員のように、ポリコレ扇動で女系論を広める左翼や自称リベラル、一部の保守論客に今後も注目していこう。国体破壊、日本の終焉を目論む誇り高き女系論者たちを。

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《参考》『男系継承は女性差別』の先には天皇否定がある!『モーニングショー』での孤軍奮闘





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