元新潟県知事の米山隆一氏(53)は27日の記者会見で、次期衆院選に新潟5区から無所属で出馬することを正式表明した。
同区の自民党衆院議員では米山氏の前に知事を務めていた泉田裕彦氏(57)と”元知事対決”になりそうだ。
米山氏は会見で「本当の相手は有権者、元知事同士の対決は気にすることではない」と述べ、妻の室井佑月氏からは「落ちたらなぐさめてあげるから、頑張れといわれた」と話した。
米山氏、次期衆院選出馬を正式表明 新潟５区は“元知事対決”へ
元新潟県知事の米山隆一氏（５３）は２７日、記者会見を開き、次期衆院選に新潟５区から無所属で出馬することを正式表明した。同区選出の自民党衆院議員で米山氏の前の知事、泉田裕彦氏（５７）との“元知事対決”となる見通し。米山氏は会見で「選挙戦での本当の相手は有権者。元知事同士の対決は気にすることではない」と話した。
会見では、人口減少対策や新型コロナウイルス対策などに取り組んでいく姿勢を示した。
米山氏は野党統一候補になることを目指し、立憲民主、国民民主、共産、社民各党にすでに推薦を依頼。「各党とも県組織レベルではおおむね好意的」（米山氏）という。
米山氏は平成２８年１０月の知事選で当選したが、任期途中の３０年４月に女性スキャンダルで辞任。今年５月には作家でタレントの室井佑月さん（５０）と結婚して話題になった。
会見では、知事を途中で辞めたことを謝罪したうえで、「政治で世の中の仕組みを変え、世の中の不幸を少しでも減らしていきたいとの思いが強く、立候補を決意した」と説明した。
室井さんからは「落ちたらなぐさめてあげるから、頑張れといわれた」（米山氏）という。
引用：https://www.sankei.com/politics/news/201127/plt2011270022-n1.html
妻・室井佑月氏「落ちたらなぐさめてあげる」
東京大学理科三類に進学し、医学部医学科を卒業。92年に医師免許を取得し、97年には司法試験にも合格したハイパー頭脳の持ち主である米山隆一氏。高い知性と優れた品格を兼ね備えたエリートである。
米山氏の名前が一躍全国区となったのは、2018年に出会い系サイト「ハッピーメール」で知り合った女子大生に金品を渡すなど、買春的行為が報じられたことだ。道徳的に問題があるとして米山氏は知事を辞職。涙を流しながら「ちょっとだけ許して欲しい」とコメントした姿が記憶に新しい。
米山氏はおそらく知事時代の印象が強いかもしれない。約1年半の在職期間という歴代の新潟県知事で最短記録を作った人物だ。新潟県が史上最も誇れる偉大な政治家だろう。
そんな米山氏には超一流コメンテーターで超一流作家の室井佑月氏が付いている。愛する奥様として心強い存在だ。
金髪で無造作な髪型、カジュアルなブルゾンを羽織って有権者の挨拶回りに同行する室井佑月氏。これほど頼れる奥様も珍しい。
#新潟 米山氏、夫婦で挨拶回り
支援者の挨拶回りのようですが、米山氏以上に😞な奥様ですね
染めた髪、寝起き、座って挨拶…
県知事を1年半で辞めたことの禊は済んだ、前回謝ったから終わりみたいな話にメディアもなっていて、忖度だ謝罪と事ある度に報道してた時より甘すぎと思います9/21 TeNY pic.twitter.com/oK9HQym11E
— 新潟ナース (@tia3tiara) September 21, 2020
米山氏は無所属でありながら、「最強の野党」を目指す支持率一桁台の立憲民主党が推薦することで決まっている。
立憲民主党は過去に初鹿明博氏、青山雅幸氏といった議員が在籍していた。ハッピーメールで出会った女子大生と仲良くできるほどコミュニケーション能力に長けた米山氏を推薦するのも必然と言えるだろう。
新潟5区は熱い戦いが繰り広げられそうだ。
