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安倍前首相のSNS投稿が事実誤認?植村隆氏の慰安婦記事「捏造が事実と確定」→弁護団が削除要求

慰安婦報道の記事が「捏造」と言われたことで、元朝日新聞記者の植村隆氏が櫻井よしこ氏に名誉毀損で訴えた件。

安倍晋三前首相は件の記事をフェイスブックでシェアし、「植村記者と朝日新聞の捏造が事実として確定したという事ですね」とコメントしている。

このコメントに植松隆氏の弁護団は「捏造でなかったことは明らか」と反論し、削除要求の内容証明を送り付けたそうだ。

安倍前首相がSNS投稿で”事実誤認” 慰安婦報道の最高裁判決で削除要求

 従軍慰安婦報道に関する名誉毀損訴訟を巡り、安倍晋三前首相が会員制交流サイト(SNS)に事実と異なる投稿をしたとして、削除要求の内容証明を送りつけられる騒動が起きている。訴訟は、従軍慰安婦に関する記事を「捏造(ねつぞう)」と決めつけられたとして、朝日新聞元記者の植村隆氏(62)がジャーナリストの桜井よしこ氏(75)らに損害賠償を求め、札幌地裁に2015年に提訴。一、二審は請求を棄却し、最高裁が今月18日に上告を退けて原告敗訴が確定した。(共同通信=新崎盛吾)
 安倍前首相は自身のフェイスブックに20日、植村氏の敗訴確定を報じた産経新聞の記事を添えて「植村記者と朝日新聞の捏造が事実として確定したという事ですね」と投稿した。しかし、確定判決は植村氏に対する名誉毀損を認めた上で「植村氏が事実と異なる記事を執筆したと(桜井氏が)信じたのには相当な理由がある」とした内容。植村氏も「法廷では桜井氏自身が事実誤認を認め、捏造でなかったことも裁判で明らかになった」と話している
(中略)
 安倍前首相のフェイスブックのフォロワーは60万人余り。9月16日の首相辞任後、靖国神社参拝など自身の行動を計5回発信していたが、記事の感想を投稿したのは初めて。19日にツイッターで産経新聞の電子版記事をリツイート(転載)した後、同じ記事をフェイスブックで引用紹介。翌日に自らの投稿にコメントする形で「植村記者と朝日新聞の捏造が事実として確定したという事ですね」と書き込んだ。
 植村氏の弁護団によると、削除要求の内容証明は24日に送付し、1週間以内に投稿を削除するよう求めている。
引用:https://this.kiji.is/705024454355518561?c=39546741839462401

安倍晋三前総理、Facebook・Twitterで敗訴報道をシェア

産経新聞の記事を容赦なしにTwitterとFacebookでシェアする安倍前総理。

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植村隆氏の慰安婦報道は捏造なのか?西岡力氏の東京訴訟は?

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元朝日新聞記者の植村隆氏、最高裁で敗訴確定 慰安婦記事を巡り→左翼はダンマリせずに戦おう元朝日新聞記者の植村隆氏は自身の慰安婦記事が「捏造」とされたことで名誉を傷付けられたとし、ジャーナリストの櫻井よしこ氏や出版社などに損害...

日本の名誉を傷つけたとされる慰安婦報道。朝日新聞が報じた吉田清治のフィクションだけでなく、果たして植村隆氏の記事も捏造なのだろうか?

櫻井よしこ氏を名誉毀損で訴えた札幌訴訟では、「櫻井氏が、記事の公正さに疑問を持ち、植村氏があえて事実と異なる記事を執筆したと信じたのには相当な理由がある」というように「真実相当性」が認められただけに留まっている。

一方で、西岡力氏を訴えた東京訴訟では、「植村氏が意図的に事実と異なる記事を書いた」という西岡会長の主張が真実だと裁判所が認めており、捏造であることが司法によって認められたとの見方もある。

この件についてはNathan(ねーさん)氏が運営している「事実を整える」ブログ、そして西岡力氏が会長を務める「歴史認識問題研究会」の公式HPで詳しく解説されているため、詳細は以下のリンクからご確認いただきたい。

安倍前首相が投稿を削除するかどうかはわからないが、今後予定されている東京訴訟の行方も含め、左翼系弁護士や自称リベラルな応援団の鼻息は荒い。

植村陣営は完敗と言われても仕方ない状況だ。戦況をひっくり返すためには、次に使える新たな証言や物語を探し出すべき。日本に蔓延る左翼系論客や自称リベラル人権派は踏ん張りどころ、慰安婦問題を終わらせてはいけない。

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