10日の参議院予算委員会で立憲民主党の小西ひろゆき議員は、質疑に立つ同党の田島麻衣子議員へ後ろの質問席から耳打ちで「嘘でいいから口頭で…」と助言を送った。
平井卓也デジタル改革担当大臣へ質問通告をしたかどうかで国会が揉めている最中に、「ウソをつけ」と提案する発言が話題となっている。
以前、安倍晋三前総理を「虚偽答弁」と執拗に批判していた野党だが、今回は野党側が「虚偽発言」をする寸前だったようだ。
立憲・小西ひろゆき議員「嘘でいいから口頭で…」
質問通告の有無を確認中に耳打ちで「ウソでいいから」と提案?
質問通告の有無を確認している間、小西ひろゆき議員は質問席から田島議員に聞き取りしていた。そして与党政府へ陰湿ではなくて丁寧な口調でいちゃもんじゃなかった意見を投げかけている。
「答弁拒否だ、答弁拒否」とクレームじゃなくて意見を述べる森ゆうこ議員らが確認している間、小西ひろゆき議員の発言について動画で聞き取れた範囲を文字起こししてみよう↓
「官僚が持ってる紙見てみ〜」
「委員会やり直しだな」
「やり直しだ、はい休憩」
「デジタル庁法案グチャグチャだったばっかりじゃないかー」
「ダメだよ〜、法案もダメで国会答弁もダメなんだったら論外だよ」
「休憩休憩」
〜与党側と質問通告の紙を確認中〜(1分50秒辺り)
「口頭で通告してるんでしょ、口頭で」
「口頭でもいいんですよ」
(※通告が抜けていることを察知したのか、後ろから「口頭」を強調。このときから「口頭での通告」で押し通すつもりだった?)
「なんかあそこで◎△$♪×%#、なんか○&%#△…」
「48箇所も間違うんだったら信じられないよそんなの」
「口頭では言ったんでしょ?」
「嘘でいいから口頭で……」
「まあいいや、役所のせいにしたら…」
このように、与党へ散々文句じゃなかった意見を言ったり田島麻衣子議員から聞き取りを実施していた小西ひろゆき議員は、最後のほうで「嘘でいいから口頭で……」と提案。「ウソをつけ」と有り得ない助言を耳打ちしている。
実際は何かの手違いで質問内容に抜けが生じていたらしく、平井大臣の「通告がない」という答弁は正しかった。しかし、小西議員は田島議員にウソをつかせてまで質問通告したことを事実にしようと画策したのだ。
さすが小西ひろゆき議員、知性と品格が如実に表れている。まさか国会で平然と虚偽を提案するとは、一般国民の感覚では考えられない。これぞ異次元の知性を備える小西ひろゆき議員のカリスマ性だ。立憲ペートナーも誇りに思う国会議員である。
今後も誇り高き野党第一党の立憲民主党、そして小西ひろゆき議員の知性と品格に刮目せよ。
