日本維新の会の鈴木宗男議員が令和2年11月11日に提出した「日本共産党と破壊活動防止法に関する質問主意書」について、政府は20日の閣僚会議で「破防法対象団体」とする答弁書を決定した。
恒例行事となりつつある質問と答弁だが、今回も特に大きな変更はなく日本共産党は「破壊活動防止法の調査対象団体」とされている。
この件に共産党のジャイアンこと香西かつ介氏が、今回の政府答弁を痛烈に批判した。
共産、現在も破防法対象団体 政府答弁書
政府は20日の閣議で、共産党について「現在においても破壊活動防止法に基づく調査対象団体だ」とする答弁書を決定した。日本維新の会の鈴木宗男参院議員の質問主意書に答えた。また、共産党に関して「暴力革命の方針に変更はないものと認識している」とも説明した。
引用:https://www.jiji.com/jc/article?k=2020112000610&g=pol
破壊活動防止法 調査対象団体一覧
- 日本共産党
- 朝鮮総連
- 護国団
- 全学連
- 共産主義青年同盟(共青)
- 共産主義者同盟
- 大日本愛国党
- 大日本愛国青年連盟
- 国民同志会
- 日本同盟
- 関西護国団
- 日本塾
- 中核派
- 革共同
- 革労協
- 革マル派
- オウム真理教
「破壊活動防止法アピールうんざり、わざわざこのタイミングで」
維新と自民の「茶番」はうんざりだぜ
何度もいうが暴力革命したくて「共産党に入りたい」って人は断固お断りだから
共産、現在も破防法対象団体 政府答弁書 https://t.co/jTaT7tj5os
— 香西かつ介・日本共産党 衆議院議員 東京3区予定候補)共産党のジャイアン) (@kouzai2007) November 20, 2020
衆議院総選挙で東京3区から出馬して過去3回連続で落選するもまだまだ闘志を燃やしている、日本共産党のジャイアンこと香西かつ介氏が、今回の政府答弁を痛烈に批判した。
今回の質問主意書と政府答弁を「茶番」と述べ、暴力革命を否定した。彼のような左翼がいることは共産党にとって非常にブラスであることは間違いない。
しかし、次回の総選挙では東京3区で共産党は候補を降ろすとも報じられている。香西氏の政治活動が今後どうなるのか、期待したい。
ネット上の声
あいつらの考えてる共産主義って現状からどういうプロセスで達成できるという概念なんだ
共産党が破防法に基づく調査対象団体であるとする当庁見解
共産党は,第5回全国協議会(昭和26年〈1951年〉)で採択した「51年綱領」と「われわれは武装の準備と行動を開始しなければならない」とする「軍事方針」に基づいて武装闘争の戦術を採用し,各地で殺人事件や騒擾(騒乱)事件などを引き起こしました(注1)。
その後,共産党は,武装闘争を唯一とする戦術を自己批判しましたが,革命の形態が平和的になるか非平和的になるかは敵の出方によるとする「いわゆる敵の出方論」を採用し,暴力革命の可能性を否定することなく(注2),現在に至っています。
こうしたことに鑑み,当庁は,共産党を破壊活動防止法に基づく調査対象団体としています。
引用:http://www.moj.go.jp/psia/habouhou-kenkai.html