政治

共産党・志位委員長、在任20年「未来に希望が持てる」〜高齢化で党員38万人→27万人、議員も43人→25人と減少

日本共産党の志位和夫委員長は24日、委員長在任20年を迎えた。

いまだ根強い「共産アレルギー」の中で野党連合政権の実現に意欲を示し、「未来に希望が持てる」と語っている。

ちなみに志位委員長の就任時点で43人だった所属国会議員は現在25人にまで落ち込み、高齢化で党員数も2000年の38万人から20年で27万人に減少した。

共産の志位委員長、24日で在任20年 野党連合政権、なお途上

 共産党の志位和夫委員長が24日、委員長在任20年を迎える。2度の党綱領改定で、天皇制、自衛隊も当面「容認」するなどの現実路線を進めてきた。非自民政権樹立に向けた「野党連合政権」構想も主導するが、他党の「共産アレルギー」は根強く、成就に向けた道のりはなお途上だ。
「2000年代は自民、民主のかやの外で厳しかった。安保法制に反対する戦いを通じて市民と野党の共闘が生まれた。未来に希望が持てる」。志位氏は19日の記者会見で自らの20年をこう振り返った。
 志位氏が委員長に就任したのは00年11月の第22回党大会。20年間も党のトップを務めるのは他の党では例がない。
 「長期政権」を背景に、04年1月の綱領全面改定では、天皇制に関する「君主制の廃止」との記述を削除。解散を求めていた自衛隊も事実上「容認」し、ソフト路線を進めた。今年1月の改定では覇権主義を強める中国への批判を盛り込み、独自色も発揮した。
 連合政権構想は16年秋に打ち出した。この後、他の野党への働き掛けを強化。構想を実現できるなら、破棄するとしてきた日米安全保障条約を維持し、自衛隊は合憲とするとも踏み込んだ。「最大限の選挙協力」を掲げ、現在は立憲民主党との連携強化に意欲を見せる。
 ただ、立憲関係者は「共産党とまともに組めば保守票が逃げる。志位氏も難しいのは分かっている」と指摘。構想の実現は容易でない。
 就任時点で43人だった所属国会議員は現状で25人に落ち込んでいる。組織の高齢化が進んだこともあり、00年に約38万人だった党員は20年に約27万人まで減少した。党勢の拡大、党組織維持に向けた若い党員の獲得は喫緊の課題で、指導力が問われている。
引用:https://www.jiji.com/jc/article?k=2020112300370&g=pol

志位和夫委員長「未来に希望が持てる」→高齢化、党員減少

公安調査庁から破壊活動防止法に基づく調査対象団体に認定されている、誇り高き左翼政党である日本共産党。不破哲三氏(本名:上田建二郎)の後任で2000年に志位和夫氏は党委員長に就任した。

安倍政権7年8ヶ月が比にならないほど長期政権を築いた志位委員長の日本共産党。共産系の偉大な独裁政党は、支持者からの信頼も厚いだろう。

そして共産党は11月10日に発表された世論調査で政党支持率が2.3%と紹介されており、志位委員長が就任時点で43人だった所属国会議員は、現在25人にまで落ち込んだ。

NHK世論調査 内閣支持率
NHK選挙WEB(2020年11月)

党員数も38万人から27万人に減少しているほど、高齢化が進む日本共産党の未来は明るい。デモに参加するほどまだまだ元気な高齢者が党を支えている。

また2015年の安保法案反対運動を展開していたSEALDs(2019年に活動終了)のように、高い知性と優れた品格を兼ね備える若い左翼活動家や自称リベラルたちの台頭も熱い。

また以前のような「天皇制廃止」「自衛隊解消」を強く押し出した日本共産党に期待したい。

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ネット上の声

20年ですか。正に独裁。
かやの外は今も変わらない。
選挙で選ばれた党首が8年くらいの政権を担って、「長すぎる」と非難する党が
選挙で選ばれていない党首が20年も変わらずに党のトップに居続けることに対して、
共産党内からは「長すぎる」という非難はないんですか?
選挙に大敗しようがなにしようが、責任も取らずに
・・・・・・独裁20年志位委員長は凄いですね。
長期政権の弊害はないのでしょうか。20年何の役にも経たなかった政党のTOPとしての責任を果たしてください。
あれだけ安倍政権が長く続いた事を批判していてこれ

《参考》YA!YA!YA! 野党共闘





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