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コロナ影響で解雇・雇い止めが全国5万人超 厚労省「雇用の維持、再就職の支援も」

厚生労働省がハローワークなどを通じて実施した調査から、新型コロナウイルスの影響で仕事を失った人が全国で5万326人を超えたと明らかにした。

この人数には見込みも含まれており、この1カ月余りで1万人が職を失っている。

失業者の増加に歯止めがかからず、非正規労働者を中心に厳しい雇用状況が続く見通しだ。

コロナ解雇が全国5万人超 厚労省「雇用の維持を呼びかけ、再就職の支援も進める」

 厚生労働省は1日、新型コロナウイルス感染拡大に関連する解雇や雇い止めが、8月31日時点で見込みも含めて5万326人になったと明らかにした。この1カ月余りで1万人が職を失い、失業者の増加に歯止めがかかっていない。政府は雇用助成の日額引き上げなど特例期限を12月末まで延長して対応するが、感染収束の兆しは見えず、非正規労働者を中心に厳しい雇用状況が続く。

厚労省は2月から新型コロナによる解雇と雇い止めを集計。5月21日に1万人、6月4日に2万人を超え、その後はおおむね1カ月に1万人のペースで増えている。事業所の報告に基づいており、実数はさらに多いとみられる。

引用:https://this.kiji.is/673335163158103137

厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染拡大が影響して業績が悪化した企業などから、解雇や雇い止めされたケースについて、全国の労働局とハローワークを通じた調査を実施している。

観光業や飲食業で倒産が相次ぐだけでなく、新型コロナの流行で景気が冷え込む中で様々な企業が影響を受けている。都道府県によって有効求人倍率は低水準となっており、雇用状況が厳しい。

今年の1月末から8月末までの期間で調査したところ、5万人を超えていたことが判明した。ハローワークなどで判明した人数のため、おそらく実際の失業人数はさらに多いと思われる。

厚労省は雇用調整助成金を積極的に活用し、企業へ雇用継続を呼びかけている。また再就職に向けた支援も進めるようだ。

新型コロナの経済対策がまだまだ必要な中で「首相の辞任」だ。自民党新政権には積極的な支援を迅速に行っていただきたい。

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