政治

二階幹事長「党員投票なし」の方針を強調 総裁選は両院議員総会か

自民党の二階俊博幹事長は31日、自民党総裁選の選出方法については、投票は「国会議員」と「党都道府県連の代表」に限るという方針を改めて強調した。

「両院議員総会には地方の代表も参加するため、党員のご意見は承ったということにする」と記者団に語っている。

二階幹事長「党員投票なし」の方針を強調

 自民党総裁選の選出方法をめぐり、二階俊博幹事長は31日、「両院議員総会(による総裁選)には地方の代表も参加するから、党員のご意見は承ったということにする」として、投票は国会議員と党都道府県連の代表に限る方針を改めて示した。国会内で記者団に語った。

党内では、党員・党友による投票を含めた総裁選とすべきだとの意見が噴出しており、若手議員有志も署名活動を行っている。

二階氏は「理想というか、当然そう(党員投票を伴う形で)ありたいと思う」としつつも、「政治の空白をもたらしてはならないという広く多くの国民からの要望、命令が当然ある。それを受けて、政治判断をしていきたい」と語った。

引用:https://www.asahi.com/articles/ASN8043X7N80UTFK00K.html?iref=comtop_8_02

安倍首相の辞任により、次期総裁が誰になるのか国民が注目している。そこで鍵となる人物が二階幹事長だ。総裁選の時期や形式を一任されていることで、マスコミは各派閥の動向に目を凝らしている。

投票が国会議員と党連代表に限られる両院議員総会は、通常の総裁選と比べて地方票が減る。二階幹事長の最終決定は、出馬予定の候補者が練る戦略

安倍vs石破の構図で明らかなように、議員人気と党員人気が交錯する自民党総裁選。今回は議員票が大半を占めるだけに、議員からの評価がそのまま結果に直結するかもしれない。

各派閥がどの候補者の支援に回るのか。いわゆる”仲間作り”が功を奏する今回の自民党総裁選、出馬予定の候補者がどのように立ち回るのか注目だ。

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